＜第11回アジア太平洋アマチュア選手権 事前情報◇25日◇シェシャンインターナショナルゴルフクラブ（中国/上海）◇7041ヤード・パー72＞

9月26日（木）から開催される「アジア太平洋アマチュア選手権」。シェシャンインターナショナルゴルフクラブ（中国/上海）を舞台に行われる第11回大会には、日本から金谷拓実、中島啓太、米澤蓮、青島賢吾、吉原英駿、桂川有人の6名が出場する。

前日記者会見に登壇した金谷拓実、青島賢吾、中島啓太【写真】

シンガポールで開催された第10回で、2010、11年大会を連覇した松山英樹以来となる日本人史上2人目の快挙を達成し、優勝者に与えられる権利として、今季の「マスターズ」「全英オープン」に参戦を果たした金谷。前年度覇者として前日記者会見に登壇し、中島、青島とともに意気込みを語った。

自身の強み、大会連覇について問われると、「マスターズ、全英オープンで、フェアウェイキープは上位にいたので、ドライバーでいいところに運んでいくことは強みだと思います。松山選手の記録に並ぶことができれば光栄ですが、連覇ということは考えずに“この大会を優勝する”という考えでいます」と語った金谷。

大会前々日、前日に1ラウンドずつを消化して準備を図っており、あくまで目の前のひとつの大会という位置づけ。だが「（海外メジャーで）トップ選手を多く見れましたし、自分がどういうプレーをしないといけないのかを感じることができた。今大会でまた優勝して、マスターズ、全英オープンに出場したいという気持ちはあります。マスターズは最終日に『78』を叩いてしまったのが悔しい。全英は2日目の最終ホールをボギーにして1打届かず予選落ち…どちらも最後に悔しい思いをしたので、来年も出場して、もっと上のほうで戦いたい」という気持ちも強い。