プロゴルファーの中嶋常幸、青木瀬令奈、俳優の小栗旬さんが18日、都内で行われた動画配信サービス「U-NEXT」のイベント「U-NEXT GOLF 2025-新ラインナップ発表イベントー」に登場した。
そこでは海外男子メジャーの全4大会や国内女子ツアーが独占配信されることが発表された。月額2189円(税込)で国内外のあらゆるツアーが見放題になる。中嶋は「いままでは地上波でしか見られなかったけど、U-NEXTによっていろんな番組(試合)が見られる。そうすると選手たちの励みになる。世界中に舞台ができたから“ここでなきゃいけない”というのがなくなった。これからゴルフ界、男子も女子も発展していくんじゃないかな」と期待を込めた。
イベントではゴルフ歴10年弱でベストスコアは「80台前半」という小栗さんが、バーチャルゴルフを体験。セント・アンドリュースで行われた1978年の「全英オープン」3日目の17番、中嶋が脱出に4打を要して優勝争いから脱落したことで名付けられた“トミーズバンカー”に挑戦した。当時について「反対側にギャラリーが300人くらいいた。出たときは拍手された。すごい壁です」と振り返る、世界的な名物バンカーだ。
まずは青木が一発で脱出。そして小栗さんも、中嶋や青木のレクチャーを受けながら華麗なスイングを披露し、見事、脱出に成功。「これからまた自信を持ってバンカーに向き合っていけるなと思います」とうれしそうな笑顔を見せた。一方の中嶋は「ひとつだけ弁解すると…。当時はサンドウェッジが57度だった。いまは60度や62度があるから、たぶんそれを使っていれば一発で出た」と笑っていた。