＜WGC-ブリヂストン招待 3日目◇4日◇ファイアーストーンCC(7,400ヤード・パー70)＞

昨年の「全米プロゴルフ選手権」でメジャー初制覇を成し遂げた25歳が、今年も同じ時季に上昇気流に乗っている。世界ゴルフ選手権の今季最終戦「WGC-ブリヂストン招待」3日目。ジャスティン・トーマス（米国）が、6バーディ・3ボギーの「67」とスコアを3つ伸ばし、トータル14アンダーの単独首位に躍り出た。

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トーマスは1日を振り返り「今日は出だしで簡単なバンカーショットをミスしてつまずいてしまったが、全体的にはキーとなるバーディも獲れたしうまくプレーできたと思う」と合格点をつけた。このプレーで明日は月曜日から特打ちを敢行するなど今大会に並々ならぬ意気込みを見せているローリー・マキロイ（北アイルランド）と2サムで戦うことに。実はこの2人、先週練習をともにした仲。それだけに記者からはどのように戦うのか質問が飛んだ。

それに対しては「楽しみだよ」と口を開いたトーマス。「ローリーとは先週、練習場で一緒になったんだ。僕たちはトーナメントで何度も一緒にプレーしているけど、優勝争いの2サムというのははじめて。でも試合中はそれぞれ自分のことに専念する。もちろんラウンド中に話をすることはあると思うけど、彼は彼のことをするし、僕は僕のことをやるだけ」と、やりにくさはないという。

また、「マキロイが“2位ばかりでうんざりしている”と話していた」と記者から聞かされると、「打ち負かすだけだよ」と自信も見せる。「いいティショットを打てばウェッジでピンを狙える。どこでバーディを獲りにいくかをはっきりさせていきたい。明日はきっとコースも硬さを取り戻して、難しくなるだろうからね」と、展望を描いている。