しかし、2016年の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」を最後に勝利から遠ざかり、昨年は胸骨を痛めて7月以降の大会をすべて棒に振った。「全英オープン」、「全米プロゴルフ選手権」にも出場できず、あらゆるランキングがみるみる下降。今年から戦線復帰したものの、世界ランキングを上げきれず、4月の「マスターズ」には出られなかった。
だが、いつか必ず復活できると信じ、黙々と練習を重ねてきたスネデカーは、先週の全米プロで、ようやくきっかけを掴んだ。
「ショットのいい感触が得られた。来週は、いいプレーができそうな気がする」
予感は的中し、今週は初日から「59」をマークして好発進。だが、あまりにも良いスタートを切ったからこそ、そこから落ちて崩れる恐怖も感じ、残る3日間はプレッシャーとの戦いになった。
最終日。そんなスネデカーに最大のプレッシャーを感じさせたのは、一時は首位に並んだ26歳のC.T.パン(台湾)だった。パンが18番でOBを打ってダブルボギーを喫し、スネデカーは18番をバーディーで締めくくったことで、最終的には3打差の勝利となったが、スネデカーを最後まで追い詰めたパンの存在は大きな注目を集めた。
台湾で生まれ、5歳からゴルフを始めたパンは、以後、米国フロリダ州にあるIMGアカデミーへゴルフ留学し、ワシントン大学ゴルフ部、カナディアンツアー、ウェブドットコムツアーを経て、2017年から米ツアー参戦開始。今大会では最後の最後に自滅する格好で勝利を逃したが、「悪いショットは(最後の)1打だけだからOK。まだツアー2年目だし、まだ僕は若いし、来週からのプレーオフが楽しみだ」。
だが、いつか必ず復活できると信じ、黙々と練習を重ねてきたスネデカーは、先週の全米プロで、ようやくきっかけを掴んだ。
「ショットのいい感触が得られた。来週は、いいプレーができそうな気がする」
予感は的中し、今週は初日から「59」をマークして好発進。だが、あまりにも良いスタートを切ったからこそ、そこから落ちて崩れる恐怖も感じ、残る3日間はプレッシャーとの戦いになった。
最終日。そんなスネデカーに最大のプレッシャーを感じさせたのは、一時は首位に並んだ26歳のC.T.パン(台湾)だった。パンが18番でOBを打ってダブルボギーを喫し、スネデカーは18番をバーディーで締めくくったことで、最終的には3打差の勝利となったが、スネデカーを最後まで追い詰めたパンの存在は大きな注目を集めた。
台湾で生まれ、5歳からゴルフを始めたパンは、以後、米国フロリダ州にあるIMGアカデミーへゴルフ留学し、ワシントン大学ゴルフ部、カナディアンツアー、ウェブドットコムツアーを経て、2017年から米ツアー参戦開始。今大会では最後の最後に自滅する格好で勝利を逃したが、「悪いショットは(最後の)1打だけだからOK。まだツアー2年目だし、まだ僕は若いし、来週からのプレーオフが楽しみだ」。