米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第1戦、「ノーザン・トラスト」はブライソン・デシャンボー(米国)が2位に4打差を付けて見事な勝利を飾った。24歳にして早くも米ツアー通算3勝目を挙げ、フェデックスカップランキングは一気に1位へ浮上した。
【動画】トッププレーヤーたちの妙技が炸裂! 最終日のハイライト
デシャンボーといえば、同一レングスのクラブを使うことで知られ、米メディアは彼のことを、驚嘆と皮肉の双方を込めて「Mad Scientist(狂った科学者)」と呼んできた。そして今年のデシャンボーは、まさにその枕言葉が示すがごとく、何度も「渦中の人」になった。
手にしていたパターが「ルール不適合」と指摘され、言われた通り、パターはルールに適合するものへ持ち替えた。だが、今度はサイドサドル式に似た変形ストロークが、これまた「ルール違反だ」と指摘され、デシャンボーなりに工夫を凝らして、ルールで許されるストロークに変えた。
それが逆に功を奏した格好になって、見事に掴み取ったのが6月の「ザ・メモリアル・トーナメント」での勝利だった。
しかし、その後は試合中にコンパスを取り出して使用し、「ピン位置を正しく知るために、ずっと(ほぼ2年間)使っている」と言ってのけて、米ツアーも全米ゴルフ協会(USGA)もびっくり仰天。後日、ピン位置を知るためのコンパス使用は「ルール違反」と結論づけられた。
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デシャンボーといえば、同一レングスのクラブを使うことで知られ、米メディアは彼のことを、驚嘆と皮肉の双方を込めて「Mad Scientist(狂った科学者)」と呼んできた。そして今年のデシャンボーは、まさにその枕言葉が示すがごとく、何度も「渦中の人」になった。
手にしていたパターが「ルール不適合」と指摘され、言われた通り、パターはルールに適合するものへ持ち替えた。だが、今度はサイドサドル式に似た変形ストロークが、これまた「ルール違反だ」と指摘され、デシャンボーなりに工夫を凝らして、ルールで許されるストロークに変えた。
それが逆に功を奏した格好になって、見事に掴み取ったのが6月の「ザ・メモリアル・トーナメント」での勝利だった。
しかし、その後は試合中にコンパスを取り出して使用し、「ピン位置を正しく知るために、ずっと(ほぼ2年間)使っている」と言ってのけて、米ツアーも全米ゴルフ協会(USGA)もびっくり仰天。後日、ピン位置を知るためのコンパス使用は「ルール違反」と結論づけられた。