1961年「全米オープン」覇者のジーン・リトラー氏（米国）が現地時間15日（金）の夜、88歳で亡くなった。死因は明らかにされていない。

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米国男子ツアー通算29勝を誇るリトラー氏は、その正確無比なショット力から“ジーン・ザ・マシーン”の異名をとった名ゴルファー。日本ツアーでは通算2勝で、74年、75年と「太平洋クラブマスターズ」（現三井住友VISA太平洋マスターズ）を連覇した。

30年にカリフォルニア州サンディエゴで生まれたリトラー氏は、51年から54年まで海軍で勤務し、その間は米国海軍のゴルフチームでプレーしていた。53年には「全米アマ」のタイトルを獲得するなど活躍し、プロ入り後は前出の通り通算29勝。90年には世界ゴルフ殿堂入りを果たした。