わたくし記者Mのはじめての「全英オープン」（兼はじめての海外渡航）が、無事（？）幕を閉じました。普段とは違う生活に戸惑いながらも、なんとかかんとか最終日を迎えることができ、ホッとした気持ちと、大会が終わることへの寂しさを感じております。

そして、この最終日に、どうしても味わいたかったことがありました！　それが、メジャーチャンピオン誕生の瞬間をこの目で見届けること。テレビで見ていると、最後のプレーを終える選手と、その姿を18番ホールを囲むスタンドで見守るギャラリーの一体感って、すてきじゃないですか。で、その見守り役の一人として、スタンドで待ち構えたい…そう目論んでいたわけです。

普段ゴルフトーナメントに行く機会が多いわたくしたちですが、意外と優勝の瞬間を間近で見届けることって少ないんです。その前にあがってきた選手の取材をしていたり、社内と連絡を取り合ってたり。優勝者が決まっても、周囲の人の話を聞いたり、ギアの情報を集めたり……。なんなら、このタイミングが一番“バタバタ”する瞬間かもしれません。

今回も日本選手が最終組付近であがってきたら、もちろん取材が最優先になるのですが、“幸か不幸か”日本勢は上位にいないという状況になってしまい……。『それならば！』と気持ちを入れ替えて、大風のなか18番スタンドに向かったわけです。

さて、プレスルームからほど近い18番に着くと、すでにスタンドに入るのを待つ人たちで行列ができています！「そうだよね〜。最後はここでみたいよね〜」なんて、妙な親近感を感じてみたり。ここにきて、たくさんのソウルメイトを作ることに成功しました。

ものすごい行列が……【写真】