11月4日から7日まで中国上海にあるシャーシャン・インターナショナルGCで開催される。WGCシリーズの「WGC-HSBCチャンピオンズ」。練習日の今日は宮本勝昌、薗田俊輔、ブレンダン・ジョーンズらが調整を行った。

　コースをチェックしたブレンダン・ジョーンズは「特にすごい驚くようなホールはなく、スタンダードで見たままのコース。日本のコースよりとても広いので、良いライになることも多い。僕は飛ぶので、アドバンテージになると思うよ」とコース攻略に自信をのぞかせた。一方、先週の日本ツアー「マイナビABCチャンピオンシップ」で最終日に“65”をマークし3位タイに入る活躍を見せた宮本は、昨日の午後にハーフラウンドをした際、思ったより飛ばなかったというのがコースの印象だとコメント。「風も強いので、アゲインストの風はもっと飛ばなくなるから特に気をつけたい」と強風を警戒していた。

昨年大会は初出場の遼が17位タイフィニッシュ！

　出場資格保有者たちの資格重複や辞退などで出場のチャンスをつかんだ薗田は、「僕はラッキーで海外の試合に出れるし、しかも予選落ちもないんでのびのびやりたいですね」とマイペースで挑みたいとコメント。しかし、「初めての全英オープンはビックプレーヤーを目の前にして、ちょっとギャラリーっぽくなっちゃったんですが、(今回は)日本で試合をしているような気分で出来れば。こういう機会は何度も来るわけでないので、しっかりとチャンスをモノにしたいと思います」と結果への意欲ものぞかせた。

　今大会に出場する日本人選手は、今野康晴、丸山茂樹、松村道央、平塚哲二、宮本勝昌、薗田俊輔、藤田寛之、池田勇太、石川遼の9名。昨年は世界のトッププロが多数参戦する中で17位タイと大健闘した石川遼の活躍にも注目だ。