＜HSBCチャンピオンズ　3日目＞◇6日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,266ヤード・パー72)

　中国にあるシャーシャン・インターナショナルGCで開催中の「WGC-HSBCチャンピオンズ」。今大会総勢7名がプレーしている日本勢だが、3日目を終えてトータル2アンダーの石川遼を除く全選手がオーバーパーに転落。世界の舞台で苦しんでいる。

「明日は決まってくれる」石川遼、漂う大爆発の予感

　初日鮮やかなスタートを切った池田勇太はトータル2アンダーからスタートしたものの8番から5連続ボギーを叩き急ブレーキ。トータル2オーバー44位タイまで後退し「風があったからじゃないかな。別に悪くはない。やるだけやりたい」と言葉少な。池田と同じくトータル2アンダーからスタートした平塚哲二は8つのボギーを叩く大乱調でトータル6オーバー59位タイ、宮本勝昌は前半3つスコアを伸ばすも8番で2度ウォーターハザードにつかまり9打を叩きトータル5オーバー54位タイとなっている。

　薗田峻輔は2つのダブルボギーが響きトータル11オーバー71位タイ、藤田寛之は唯一気を吐き2つスコアを伸ばしたがここまでの出遅れが響き、松村道央らと並んでトータル4オーバー51位タイで3日目を終えた。「アンダーは遼だけか。最後の砦だね」とは宮本の談だが、日本の代表が揃って下位争いでは寂しいかぎり。忸怩たる思いを胸に最終日巻き返しをみせることが出来るか。

【3日目の結果】
1位：フランチェスコ・モリナリ(-14)
2位：リー・ウェストウッド(-13)
3位：ルーク・ドナルド(-10)
4位T：ロス・フィッシャー(-8)
4位T：アーニー・エルス(-8)
4位T：リッチー・ラムゼイ(-8)
7位：ジャコ・バン・ジル(-7)
8位T：パドレイグ・ハリントン(-6)
8位T：ノ・スンヨル(-6)