<HSBCチャンピオンズ 最終日>◇7日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,143ヤード・パー72)
ショットは切れ、アプローチ、パターもタッチは完璧。安定感抜群のプレーでスコアを伸ばしてきた石川遼の「WGC-HSBCチャンピオンズ」最終日は苦手とする13番で突如暗転した。
「明日は決まってくれる」石川遼、漂う大爆発の予感
前半は2つのパー5でバーディを奪取。6番と9番では共に2メートル以上の微妙なパーパットを残したが、これをきっちり沈め前半は今大会初のノーボギーで終える。このままスコアを伸ばしていくかに思われたが、今大会の鬼門となっている13番でボギーを叩くと続く14番パー5では0番アイアンで放ったセカンドが痛恨の池ポチャでダブルボギー。さらに、悪い流れで迎えた15番では1.5メートルのパーパットがカップに蹴られあっという間に積み上げてきた貯金を失ってしまう。
16番のバーディで一息ついたのもつかの間、17番パー3では「思ったところと違う方向にボールが出た」というミスショットでボギー、ショットの乱れは止まらず最終18番でも2オン狙いのセカンドがこの日2度目の池に吸い込まれた。結局18番もボギーとしトータル1オーバーでフィニッシュ。41位タイまで後退して今季の海外最終戦を終えた。
しかし、報道陣の取材に応じた石川の顔は終盤の大崩れにも関わらず晴れやかだった。見ていた誰もが不可思議に思った突然の乱調。その理由を滑らかな口調で話しだした。「今朝大きなひらめきがあったんです。それを今日からやっていた。上手くいっていた前半は楽しかったですね」石川が取り組みだしたもの。それは中国に来る前にイベントで共にラウンドしたタイガー・ウッズ(米国)から得たものだった。
ショットは切れ、アプローチ、パターもタッチは完璧。安定感抜群のプレーでスコアを伸ばしてきた石川遼の「WGC-HSBCチャンピオンズ」最終日は苦手とする13番で突如暗転した。
「明日は決まってくれる」石川遼、漂う大爆発の予感
前半は2つのパー5でバーディを奪取。6番と9番では共に2メートル以上の微妙なパーパットを残したが、これをきっちり沈め前半は今大会初のノーボギーで終える。このままスコアを伸ばしていくかに思われたが、今大会の鬼門となっている13番でボギーを叩くと続く14番パー5では0番アイアンで放ったセカンドが痛恨の池ポチャでダブルボギー。さらに、悪い流れで迎えた15番では1.5メートルのパーパットがカップに蹴られあっという間に積み上げてきた貯金を失ってしまう。
16番のバーディで一息ついたのもつかの間、17番パー3では「思ったところと違う方向にボールが出た」というミスショットでボギー、ショットの乱れは止まらず最終18番でも2オン狙いのセカンドがこの日2度目の池に吸い込まれた。結局18番もボギーとしトータル1オーバーでフィニッシュ。41位タイまで後退して今季の海外最終戦を終えた。
しかし、報道陣の取材に応じた石川の顔は終盤の大崩れにも関わらず晴れやかだった。見ていた誰もが不可思議に思った突然の乱調。その理由を滑らかな口調で話しだした。「今朝大きなひらめきがあったんです。それを今日からやっていた。上手くいっていた前半は楽しかったですね」石川が取り組みだしたもの。それは中国に来る前にイベントで共にラウンドしたタイガー・ウッズ(米国)から得たものだった。