＜HSBCチャンピオンズ　最終日＞◇7日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,143ヤード・パー72)

　中国にあるシャーシャン・インターナショナルGCで開催された「WGC-HSBCチャンピオンズ」の最終日。トータル3アンダー17位タイからスタートしたタイガー・ウッズ(米国)は“68”で回りスコアを4つ伸ばしたが、マッチプレー状態に突入したフランチェスコ・モリナリ(イタリア)、リー・ウェストウッド(イングランド)には遠く及ばずトータル7アンダー6位タイで今大会を終えた。

タイガーとウェストウッド、世界ランク1位にふさわしいのは？

　ウッズは前半をイーブンで終えて迎えた後半で、10番、11番を皮切りに5つのバーディを量産するも時すでに遅し。世界ランク1位のウェストウッドにも大差をつけられ、最短での世界ナンバー1奪還どころか逆にポイント差をつけられて中国を後にすることとなった。

　今季は「オーストラリアン・マスターズ」など2試合に出場する予定が組まれているウッズだがいずれもフィールドが厚くないためポイントの上乗せは望めない。今大会は4日間通じて終始出入りの激しい内容となり、まだまだ本来の強さを取り戻せていないが「全米プロ以降変えている」というスイングには自信をのぞかせるウッズ。残り試合で勝利を挙げてその成果を示すことができるか。

【最終結果】
優勝：フランチェスコ・モリナリ(-19)
2位：リー・ウェストウッド(-18)
3位T：ルーク・ドナルド(-9)
3位T：リッチー・ラムゼイ(-9)
5位：ローリー・マキロイ(-8)
6位T：アーニー・エルス(-7)
6位T：タイガー・ウッズ(-7)他5名