＜WGC-キャデラック選手権　最終日＞◇13日◇TPCブルーモンスターatドラル(7,266ヤード・パー72)

　フロリダ州にあるTPCブルーモンスターatドラルで開催された「WGC-キャデラック選手権」の最終日。上位進出を目指し50位タイでスタートした藤田寛之だったが、2バーディ・7ボギーとスコアを5つ落としてしまいトータル7オーバーでホールアウト。61位タイでフィニッシュした。

藤田寛之、後半失速…50位タイに後退

　「全然いいとこがない。自分のやりたいようにできなかった。自分の中で最低30位以内に入るゴルフがしたいと思うけど、現実はなかなか厳しいなと。常に上位に絡んで、初めて戦えると思う。客観的に見ると今の自分のゴルフだと戦えるといえないと思う」とホールアウト後冷静に振り返った藤田。

　第1ラウンドこそアンダーパーでまわったが、第2ラウンド以降はスコアを伸ばせずズルズル後退。この日も1番で先制のバーディを奪うが、その後7つのボギーを叩きリズムを取り戻すことができない。最終18番こそバーディで締めたが藤田だったが、悔いの残る最終日となってしまった。

　「まぁでも、今が一番充実してます。頭にきましたが(笑)、いつかやっつけてやるという気持ちです」ここまでの米国3戦を振り返った藤田は、一時帰国して大舞台「マスターズ」に備えて調整を行う。