＜マスターズ　2日目＞◇8日◇オーガスタ・ナショナルゴルフクラブ(7,435ヤード・パー72)

　ジョージア州にあるオーガスタ・ナショナルGCで開催されている、米国メジャー初戦「マスターズ」の2日目。石川遼が、3度目の挑戦で初めて予選を通過した。

遼、1アンダー24位タイ発進も反省「終盤はひどいゴルフ」

　石川は2番パー5で幸先良くバーディを奪ったが、7番でティショットのミスからボギーを叩いてしまい前半はイーブン。10番のセカンドショットは、傾斜を利用しながらピンに寄せてバーディを奪い、11番では嫌な距離のバーパットを沈めて流れを戻しかけた。

　しかし、13番パー5で2オンに成功したにも関わらず、3パットのパーとしてしまった石川は、14番でも3パットのボギーを叩き、トータル1アンダーに後退。嫌な雰囲気が流れてしまう。「13番、14番のファーストパットは、読みどおりのラインに打つことができなかった」。

　気持ちを切り替えた石川は、15番パー5の3打目をバンカーからしっかり寄せてバーディ奪取。これまで2年間泣かされ続けた16番では、果敢に攻めバーディチャンスに。このパットを沈めることはできなかったが、パーで切り抜け成長の証を見せつけた。