＜ZOZOチャンピオンシップ　3日目◇23日◇アコーディア・ゴルフ 習志野CC（千葉県）◇7041ヤード・パー70＞

松山英樹が首位をキープし最終日に入るが、そのすぐ背後につけるのはキャメロン・トリンガーリ（米国）。34歳で未勝利。米ツアーにおいて『次に優勝を手にするのは？』と聞かれて、すぐに名前が浮かぶ選手の一人だが、日本ではなじみは薄い。

ZOZOで撮影！松山英樹のドライバースイングをコマ送りで

そんなトリンガーリ。3日目には松山英樹と最終組を回り、大勢のファンの前で見せたサムズアップが話題だ。「日本のファンはみんなリスペクトしてくれるし、楽しんでいるように見える。だからボクもそれを返したいんだ」と拍手が起こるたびに、ぐるりとその場で1周、親指を立てながらファンへの声援に応える。

名門のジョージア工科大出身。大学時代はオールアメリカンにも選出されるなど実績は申し分なし。その後2009年にプロ転向。当初はリッキー・ファウラー（米国）との共同生活を送っていた。

ファウラーはまもなく、スター街道を進んだが、下積みが続いたのがトリンガーリ。常にツアー出場権を得ながらも優勝にはいまだ届いていない。