＜AT＆Tナショナル　最終日◇1日◇コングレッショナルカントリークラブ(7,529ヤード・パー71)＞

　米国男子ツアー「AT＆Tナショナル」の最終日。1打差の2位タイからスタートしたタイガー・ウッズ(米国)が2つスコアを伸ばし、トータル8アンダーで逆転優勝を飾った。

優勝カップを手にするタイガー・ウッズ

　ウッズは5番でバーディを奪うと、前半ラストの9番パー5でもバーディを奪取。ここで首位タイに浮上してみせる。後半はパーを重ねる我慢の展開となったものの、15番でバーディ。16番はボギーとしたものの、優勝を争うボ・バン・ペルト(米国)も崩れ、上がりをパーでまとめたウッズが今季3勝目を手にした。

　ウッズはこれで通算74勝目。通算勝利数でジャック・二クラス(米国)を抜き単独2位。賞金ランキングでも1位に浮上してみせた。強さを取り戻しつつある絶対王者。完全復活へのラストピースはメジャー勝利のみとなった。

【最終結果】
優勝：タイガー・ウッズ(-8)
2位：ボ・バン・ペルト(-6)
3位：アダム・スコット(-5)
4位T：ロバート・ギャリガス(-4)
4位T：ビリー・ハーレーIII(-4)
4位T：ノ・スンヨル(-4)
4位T：ジョナサン・ベガス(-4)
8位T：ジェイソン・デイ(-3)
8位T：ハンター・メイハン(-3)