＜全英オープン　初日◇19日◇ロイヤルリザム＆セントアンズ(7,128ヤード・パー70)＞

　メジャー第3戦「全英オープン」がイギリスにあるロイヤルリザム＆セントアンズGCを舞台に開幕。4年連続4回目の出場となる石川遼は、終盤に崩れ4オーバー115位タイと大きく出遅れた。

石川遼の初日スコアをホールバイホールで振り返る

　風もなく、開幕前に降った雨の影響でグリーンもソフトな状態で開幕した今年の全英。石川は3番でボギーが先行するも、4番では10メートル以上のパットを放り込みバーディを奪取。6番ボギーのあと、9番でフックラインを沈めてバーディとすると、10番では10メートル以上のバーディパットが最後の1コロがりでカップに吸い込まれバーディ。1アンダーで難関ホールの続く後半へ突入する。

　ところが、「前半からしっくりいってないところがあった」というショットが、ほころびを見せる。

　14番ではティショットを左ブッシュに打ち込みボギーとすると、15番では右ブッシュに打ち込みボギー。明らかにスイングバランスを崩した石川は、16番ではティショットをアイアンで刻みながらバンカーに入れボギー、さらに17番もボギーとすると、もう悪い流れを止められない。最終18番では、フェアウェイから放ったセカンドがグリーンの遥か右に外れボギー。自信を胸に迎えた初日は最悪の締めくくりとなった。