＜全英オープン　初日◇19日◇ロイヤルリザム＆セントアンズ(7,128ヤード・パー70)＞

　メジャー第3戦「全英オープン」の初日。初のメジャー挑戦をロイヤルリザム＆セントアンズGCで踏み出した藤本佳則は初日を1オーバー54位タイで終えた。

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　141回を数える世界最古のトーナメント。同組には「マスターズ」覇者バッバ・ワトソン(米国)と地元の英雄リー・ウェストウッド(イングランド)。地に足の着かない状態でスタートしていった藤本は1番、3番とボギーを叩き序盤でスコアを落としてしまう。それでも、5番でメジャー初バーディが来ると、6番ボギーのあと、8番、9番は連続バーディ。10番でダブルボギーを叩いたものの、その後1つスコアを伸ばし1オーバーでホールアウトした。

　いつも笑顔で飄々とプレーする藤本も「緊張してあまり楽しめなかった」と、さすがにメジャーの雰囲気にのまれた様子。それでも「結果的に1オーバーで回れてよかった」と胸をなで下ろした。まずは予選通過ラインとの戦いとなるが、初日を経験して恐れるものはなくなった。藤本らしいゴルフでさらに上位を目指していく。

【初日の順位】
1位：アダム・スコット(-6)
2位T：ポール・ローリー(-5)
2位T：ザック・ジョンソン(-5)
2位T：ニコラス・コルサート(-5)
5位：ブラント・スネデカー(-4)
6位T：アーニー・エルス(-3)
6位T：バッバ・ワトソン(-3)
6位T：グレアム・マクドウェル(-3)
6位T：タイガー・ウッズ(-3)
6位T：武藤俊憲(-3)
6位T：ローリー・マキロイ(-3)
6位T：スティーブ・ストリッカー(-3)
6位T：ピーター・ハンソン(-3)