＜全英オープン　最終日◇22日◇ロイヤルリザム＆セントアンズ(7,128ヤード・パー70)＞

　メジャー第3戦「全英オープン」の最終日。トータル3オーバーの43位タイからスタートした武藤俊憲はこの日2バーディ・6ボギー・2ダブルボギーの“78”と大きく崩れトータル11オーバーの72位タイでホールアウトした。

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　武藤は出だしの2番でグリーン右サイドからチップインバーディを奪うも見せ場はここだけ。「身体が動かなかった」と難関ホールが続く終盤で2つのダブルボギーを叩き苦しい最終日を終えた。

　それでも、5年ぶり3度目の「全英オープン」で得たものもある。「実力がついたなと思います。壁が厚いという人もいますけど、僕はそうは感じていません」と一定の手ごたえを得た。

　「まだ足りないものはいっぱいあるけど、こういう機会がもらえるように頑張りたい」。自信と共に自らを燃えさせる材料を補給できたことは、34歳のこれからのゴルフ人生に大きなプラスとなるはずだ。