＜WGC-ブリヂストン招待　3日目◇4日◇ファイアストーンCC(7,400ヤード・パー70＞

　オハイオ州にあるファイアストーンCCで開催中の「WGC-ブリヂストン招待」3日目。トータル3オーバー48位タイから出た石川遼は、3バーディ・3ボギーのイーブンパーでホールアウト。スコアは伸ばせなかったが、39位タイに順位を上げた。

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　ショットのリズムに悩んでいたが「やっと自分がやりたいものになってきた。昨日までは手探り感があって、“こうかな？こうかな？”って感じだったけど、すっきりした」、アンダーでは回れなかったがようやく手ごたえをつかんだ。

　2日目まではローリー・マキロイ(北アイルランド）と同組でラウンド。「マキロイはなんだかんだで意識しちゃってたと思う。スイングだったり、飛距離だったり」とマキロイのプレーに知らず知らずうちに影響を受けてしまっていた。この日は親交があるイアン・ポールター(イングランド)と同組。「やりやすかった。自分のゴルフ、番手やイメージが同じなんです。スイングだったり、飛距離だったり。ポールターは見てて勉強になる」以前はパワーで攻める選手を魅力的に思っていた石川だが、世界で戦ううちにポールターのようなステディさも必要だと感じているようだった。

　「明日は今日と同じ内容でいい。昨日まではゴルフをさせてもらえなかったから。今日のゴルフは通用していると思う」。昨年のように優勝争いに絡むのは難しい状況だが、この日つかんだ手ごたえを逃さぬよう、前を向いてプレーする。