＜全米プロゴルフ選手権　事前情報◇8日◇キアワ・アイランド・ゴルフリゾート(7,676ヤード・パー72)＞

　サウスカロライナ州にあるキアワ・アイランド・ゴルフリゾートで開催される、米国男子メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」。藤田寛之は、月曜からハーフを3度回り計1.5ラウンドを消化して練習ラウンドを終えた。

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　藤田にとって今大会は今季3度目のメジャー。それだけに、精神的にもリラックスした状態で入ることが出来ている。「以前はメジャーというと、わくわく感があって、実力以上のことをしなければと思っていたけど、今は違う。いい意味で日本の試合と同じような感じで臨んでます。食事に例えるとご馳走ではなく、普段と同じ食事」。合計で1.5ラウンドの練習ラウンドにとどめたことも、自身の体調、気持ちをしっかりコントロールできている証だ。

　「あるがままの自分でやるしかないですよ。素の自分のままでね」。あくまで普段どおりを強調する藤田だが、トリッキーなホールもある難コースだけに普段とは違うテクニックも求められる。アプローチひとつとっても「ウェッジで打つこともあれば、パターでコロがすところもある。時には6番アイアンや、8番アイアンを使うことも」。引き出しの多さを求められる大舞台で42歳が熟練の技を披露する。