「でも、去年(マスターズを制して)自信が高まった。これまで全米オープンで成績が悪かったのは、自分に合わないせいだと思ってきたけど、これからは、単なる偶然だったんだと思うことにした。今年は自分にとっての全米オープンの位置付けを変えられるかどうかの転機になる。全米オープンでも優勝争いに絡みたい。そう、このパインハーストは僕に合っているんだ!」
そう思うことで、自分自身を奮起させようとしていた。
そのスコットは、メモリアル・トーナメント最終日に松山英樹と同組で回り、松山の勝利への軌跡を間近で眺めた「証人」だ。
「ヒデキはとても強くて、上手い。弱点らしい弱点が、ほとんど見当たらない。彼は今後、やればやるほど、まだまだ成長していく選手だ。僕が思う彼の今の最大の長所はメンタル面の強さだ。(メモリアルで)あの18番でバーディを奪い、プレーオフを制したあのメンタリティの強さはすごい」
しかし、世界ナンバー1にそれほど絶賛されたというのに、松山自身は自分のメンタル面が強いか弱いかなんてことは、おそらく今は考えてもおらず、全米オープン開幕を控えての緊張や盛り上がりも「全然ない」と飄々としている。
とはいえ、松山だってゴルフにおいては苦しんでいる部分がもちろんある。パインハーストのコースの状態は「グリーンとフェアウェイの柔らかさに差があるから、手前から転がしていけない。そこらへんに難しさがある」。
そう思うことで、自分自身を奮起させようとしていた。
そのスコットは、メモリアル・トーナメント最終日に松山英樹と同組で回り、松山の勝利への軌跡を間近で眺めた「証人」だ。
「ヒデキはとても強くて、上手い。弱点らしい弱点が、ほとんど見当たらない。彼は今後、やればやるほど、まだまだ成長していく選手だ。僕が思う彼の今の最大の長所はメンタル面の強さだ。(メモリアルで)あの18番でバーディを奪い、プレーオフを制したあのメンタリティの強さはすごい」
しかし、世界ナンバー1にそれほど絶賛されたというのに、松山自身は自分のメンタル面が強いか弱いかなんてことは、おそらく今は考えてもおらず、全米オープン開幕を控えての緊張や盛り上がりも「全然ない」と飄々としている。
とはいえ、松山だってゴルフにおいては苦しんでいる部分がもちろんある。パインハーストのコースの状態は「グリーンとフェアウェイの柔らかさに差があるから、手前から転がしていけない。そこらへんに難しさがある」。