<全米オープン 最終日◇22日◇チェンバーズベイGC(7,384ヤード・パー70)>
ワシントン州にあるチェンバーズベイGCで開催された、2015年の米国男子メジャー第2戦「全米オープン」は、トータル4アンダーの首位タイでスタートした21歳のジョーダン・スピース(米国)がトータル5アンダーで抜け出し、「マスターズ」に続くメジャー2連勝で幕を閉じた。マスターズ、全米オープンの2連勝は史上6人目の快挙で、02年のタイガー・ウッズ(米国)が達成して以来となる。
マスターズでグリーンジャケットに袖を通すスピース
16番で約5メートルのスライスラインをねじ込んで、2位に3打差をつけたのも束の間。続く17番パー3ではティショットを右のブッシュに外してダブルボギーを叩いて後続に並ばれた。それでも、最終18番パー5で601ヤードを2オンに成功。手前からのイーグルパットは惜しくも外れたもののバーディとしてホールアウト。最終組のプレーを待った。
最終組を回ったのはダスティン・ジョンソン(米国)。17番のバーディでトータル4アンダーとして最終ホールを迎えた。ティショット、セカンド共に会心のショットで4メートルのイーグルチャンス。決めれば優勝。2パットのバーディでもプレーオフだ。しかし、幕切れはあっけなかった。上からのイーグルパットを1メートルオーバーさせると返しも外して3パットのパー。この時点でスピースの優勝が決まった。
プレーオフも覚悟しただけに、優勝決定時は驚きの表情も浮かべた。だが、その思いはすぐに特別な思いを持つこのコースでのナショナルオープン制覇という充実感に変わった。
ワシントン州にあるチェンバーズベイGCで開催された、2015年の米国男子メジャー第2戦「全米オープン」は、トータル4アンダーの首位タイでスタートした21歳のジョーダン・スピース(米国)がトータル5アンダーで抜け出し、「マスターズ」に続くメジャー2連勝で幕を閉じた。マスターズ、全米オープンの2連勝は史上6人目の快挙で、02年のタイガー・ウッズ(米国)が達成して以来となる。
マスターズでグリーンジャケットに袖を通すスピース
16番で約5メートルのスライスラインをねじ込んで、2位に3打差をつけたのも束の間。続く17番パー3ではティショットを右のブッシュに外してダブルボギーを叩いて後続に並ばれた。それでも、最終18番パー5で601ヤードを2オンに成功。手前からのイーグルパットは惜しくも外れたもののバーディとしてホールアウト。最終組のプレーを待った。
最終組を回ったのはダスティン・ジョンソン(米国)。17番のバーディでトータル4アンダーとして最終ホールを迎えた。ティショット、セカンド共に会心のショットで4メートルのイーグルチャンス。決めれば優勝。2パットのバーディでもプレーオフだ。しかし、幕切れはあっけなかった。上からのイーグルパットを1メートルオーバーさせると返しも外して3パットのパー。この時点でスピースの優勝が決まった。
プレーオフも覚悟しただけに、優勝決定時は驚きの表情も浮かべた。だが、その思いはすぐに特別な思いを持つこのコースでのナショナルオープン制覇という充実感に変わった。