だが、このところ「思ったラインに打ち出せない」とやや悩んでいたパットが突然、今週になって好調に転じたきっかけは、案外、単純だった。先週、ジェイソン・デイがパットをポンポン決めるのを眺めたジョンソンは、デイが手にしていたスパイダーなるテーラーメイドのパターを使ってみようと思い立った。
そして初日のスタート直前。練習グリーンでスパイダーに好感触を得ていたジョンソンは、しかし突然、首を傾げた。
「スパイダーの赤い色が嫌だと思った。ジェイソンとまったく同じは嫌だった」
ジョンソンはキャディを務める弟のオースチンに「オマエ、黒いスパイダー持ってたよな?」と尋ね、弟が「車にある」と答えると「すぐ持ってきてくれ」と頼んだ。
その黒いスパイダーが次々にパットを沈め、優勝への道を快走していった。スコアリングに直接の貢献をしたのは確かにこのパターだった。だが、パター1本でゴルフができるわけではもちろんない。
パットが面白いように決まったあと、グリーンから次ホールのティグラウンドへ移り、自信を持ってドライバーを握れば、そのドライバーがまたまた火を噴き、そこで気持ちに余裕ができればセカンドショットも好打になる。そして、またパットが決まる。
そして初日のスタート直前。練習グリーンでスパイダーに好感触を得ていたジョンソンは、しかし突然、首を傾げた。
「スパイダーの赤い色が嫌だと思った。ジェイソンとまったく同じは嫌だった」
ジョンソンはキャディを務める弟のオースチンに「オマエ、黒いスパイダー持ってたよな?」と尋ね、弟が「車にある」と答えると「すぐ持ってきてくれ」と頼んだ。
その黒いスパイダーが次々にパットを沈め、優勝への道を快走していった。スコアリングに直接の貢献をしたのは確かにこのパターだった。だが、パター1本でゴルフができるわけではもちろんない。
パットが面白いように決まったあと、グリーンから次ホールのティグラウンドへ移り、自信を持ってドライバーを握れば、そのドライバーがまたまた火を噴き、そこで気持ちに余裕ができればセカンドショットも好打になる。そして、またパットが決まる。