ツアー選手権が終わり、米ツアーの今季が終了した。2007年から始まったフェデックスカップはプレーオフ4試合の仕組みやポイントの設定算出に関して、最初のうちは批判も続出したが、数々の改良を重ねてきたおかげで、今年はとてもいい締め括りになったと思う。
D・ジョンソンもマキロイのプレーに脱帽
大会を制し、総合優勝と10ミリオンのボーナスも獲得したローリー・マキロイは、デビュー当初からあたかも天才ゴルファーのように言われてきたが、彼には彼なりの苦悩が山ほどあり、この優勝は「ようやく報われた」と感じるほど長い長い想いの果ての勝利だった。
ストレートな物言いから「生意気」「思い上がり」と米メディアからすいぶん揶揄された。友人とサッカーに興じて足首を故障し、前年覇者として全英オープンに挑めず、世界中から酷評されたこともある。
近年は「過度の筋トレで筋肉をつけすぎ」「それが原因で優勝から遠ざかっている」と言われてきたが、プレーオフ第2戦のドイツ銀行選手権を制したことで、そうした批判を自ら払拭した。
そして今日は逆転で首位に並んでプレーオフに突入。優勝目前に迫っては決め手のパットを外し、プレーオフ4ホール目で、ついに勝利。そのウイニングパットを沈めた瞬間、総合優勝も手に入れた。
マキロイは2012年と2013年に総合優勝に迫りながら、それを逃した。その「逃し方」は、ちょうど今年のダスティン・ジョンソンとそっくりだった。
D・ジョンソンもマキロイのプレーに脱帽
大会を制し、総合優勝と10ミリオンのボーナスも獲得したローリー・マキロイは、デビュー当初からあたかも天才ゴルファーのように言われてきたが、彼には彼なりの苦悩が山ほどあり、この優勝は「ようやく報われた」と感じるほど長い長い想いの果ての勝利だった。
ストレートな物言いから「生意気」「思い上がり」と米メディアからすいぶん揶揄された。友人とサッカーに興じて足首を故障し、前年覇者として全英オープンに挑めず、世界中から酷評されたこともある。
近年は「過度の筋トレで筋肉をつけすぎ」「それが原因で優勝から遠ざかっている」と言われてきたが、プレーオフ第2戦のドイツ銀行選手権を制したことで、そうした批判を自ら払拭した。
そして今日は逆転で首位に並んでプレーオフに突入。優勝目前に迫っては決め手のパットを外し、プレーオフ4ホール目で、ついに勝利。そのウイニングパットを沈めた瞬間、総合優勝も手に入れた。
マキロイは2012年と2013年に総合優勝に迫りながら、それを逃した。その「逃し方」は、ちょうど今年のダスティン・ジョンソンとそっくりだった。