そんな状況ながら、ギャラリーのマナーは決して悪くない。マスターズ開催中は、ギャラリーや取材陣、関係者さえコース内を走ることが禁止されている。優雅なクラブでは優雅に振る舞えということなのだろう。みんなサンドイッチやポテトチップをほおばり、ビールを飲みながらピクニックのようだ。そのサンドイッチやスナックだが、マスターズのロゴが入っており、これだけでも十分にお土産になる。私もたくさん仕入れてきたのだ。ちなみに、アルコールは、夕方5時以降は販売禁止。呑兵衛さんは要注意ですよ。
気がつけばすでに夕方。思えばまだコースに入っていない……。有名な16番のパー3やアーメンコーナーなどはいつ見られるのだろう。今回はベテランの同僚記者と一緒なので、選手の練習ラウンドの取材はそちらに任せっきり。そろそろコースを見たいと思い、日が傾き始めた6時過ぎにコースに出てみた。
西陽に照らされたオーガスタグリーン。1番のクロスウェイ(ホールを横切る通路)を渡ってみると、日本では味わったことのない芝の感触。芽がぎっしり詰まっていて一見堅そうに見えるが、それでいてふかふか。それでも足が沈むこともなく、これが歩きやすいのなんの。踏んだことはないが、ペルシャ絨毯もこんな感じなんだろうと勝手に想像を膨らます。本戦が始まるとギャラリーが歩く場所は茶色になっていくそうだが、まだまだ一面緑の光景に感動を覚える。隣接する9番を横切り、着いたのは18番。右ドッグレッグが特徴のフィニッシングホールだ。テレビで見ていてもティグラウンドからセカンド地点までは木がせり出しているが、実際は狭いこと狭いこと。ちょっと曲げたらすぐに木に当たってしまいそう。
編集Tがまだ見ぬアーメンコーナー 360度カメラで撮影してみたら…
コースの特徴を知るため、もう少し奥まで行ってみようと進み始めたところで警備員から「今日はもうクローズだよ」とストップがかかった。ここの警備員、サボり癖はなく、しっかり仕事をしている。泣く泣く帰路につくことに。クラブハウスを経由してから帰ろうと近づくと、アメリカのドラマで見るようなシーンが目の前に。グリーンジャケットを着た紳士の横に、ドレスやワンピースを着たご婦人が芝の上でドリンク片手に談笑。この日は恒例のチャンピオンズディナーが開催されるのだが、ディナー前のひとときをこれまた優雅に過ごしていた選手関係者だろう。 ちなみに昨年覇者のダニー・ウィレットが今年のディナーに選んだのは、典型的な英国料理だとか。
明日はいよいよ水曜日、恒例のパー3コンテスト。選手の奥さんや彼女、子供をキャディに従え、大会前日のひとときをリラックスムードで過ごす。ただ心配なのは天気。【その2】でお伝えした嵐よりもひどい天気になる予報。初めての取材でいろいろ体験できるのはうれしいのだが、悪天候だけは勘弁してほしいな……。
気がつけばすでに夕方。思えばまだコースに入っていない……。有名な16番のパー3やアーメンコーナーなどはいつ見られるのだろう。今回はベテランの同僚記者と一緒なので、選手の練習ラウンドの取材はそちらに任せっきり。そろそろコースを見たいと思い、日が傾き始めた6時過ぎにコースに出てみた。
西陽に照らされたオーガスタグリーン。1番のクロスウェイ(ホールを横切る通路)を渡ってみると、日本では味わったことのない芝の感触。芽がぎっしり詰まっていて一見堅そうに見えるが、それでいてふかふか。それでも足が沈むこともなく、これが歩きやすいのなんの。踏んだことはないが、ペルシャ絨毯もこんな感じなんだろうと勝手に想像を膨らます。本戦が始まるとギャラリーが歩く場所は茶色になっていくそうだが、まだまだ一面緑の光景に感動を覚える。隣接する9番を横切り、着いたのは18番。右ドッグレッグが特徴のフィニッシングホールだ。テレビで見ていてもティグラウンドからセカンド地点までは木がせり出しているが、実際は狭いこと狭いこと。ちょっと曲げたらすぐに木に当たってしまいそう。
編集Tがまだ見ぬアーメンコーナー 360度カメラで撮影してみたら…
コースの特徴を知るため、もう少し奥まで行ってみようと進み始めたところで警備員から「今日はもうクローズだよ」とストップがかかった。ここの警備員、サボり癖はなく、しっかり仕事をしている。泣く泣く帰路につくことに。クラブハウスを経由してから帰ろうと近づくと、アメリカのドラマで見るようなシーンが目の前に。グリーンジャケットを着た紳士の横に、ドレスやワンピースを着たご婦人が芝の上でドリンク片手に談笑。この日は恒例のチャンピオンズディナーが開催されるのだが、ディナー前のひとときをこれまた優雅に過ごしていた選手関係者だろう。 ちなみに昨年覇者のダニー・ウィレットが今年のディナーに選んだのは、典型的な英国料理だとか。
明日はいよいよ水曜日、恒例のパー3コンテスト。選手の奥さんや彼女、子供をキャディに従え、大会前日のひとときをリラックスムードで過ごす。ただ心配なのは天気。【その2】でお伝えした嵐よりもひどい天気になる予報。初めての取材でいろいろ体験できるのはうれしいのだが、悪天候だけは勘弁してほしいな……。