<マスターズ 事前情報◇6日◇オーガスタ・ナショナルGC(7,435ヤード・パー72)>
いよいよ本日6日(木)の深夜に米国男子メジャー初戦「マスターズ」が開幕する。世界を代表するプレーヤーがオーガスタに集結しているが、世界ランキング4位の松山英樹は「マスターズ」でメジャー制覇を果たせるか。過去のデータを紐解き、可能性を探った。
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同一コース開催であるため、「経験豊富なベテランが有利」、とは言い切れない。過去10年の優勝者を見ると、「マスターズ」初優勝者は8人。その内、09年のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)を除き、7人がメジャー初優勝をこのオーガスタで挙げているのだ。
それにはタイガー・ウッズ(米国)の低迷が大きく関わっている。ウッズが97年に「マスターズ」で自身初のメジャー制覇を果たしてから08年までの全48メジャー大会中初優勝者は22人で割合は45.8%。しかし、ウッズが08年の「全米オープン」で最後のメジャー優勝を遂げて以降、09年からは全32メジャー大会中21人が初優勝。その割合は65.6%と近年は約20ポイントも割合が上昇。いかにウッズがゴルフ界に与えていた影響が強かったかを物語っている。
更に、07年のザック・ジョンソン(米国)、08年のトレバー・イメルマン(南アフリカ)、09年のカブレラと、それぞれ世界ランキング56位、29位、69位と3年連続で“伏兵”が優勝を果たした。しかし、過去5年間では大番狂わせはなく順当に実力者が勝利を掴んでいる。12年のバッバ・ワトソン(米国)が同ランク4位、13年のアダム・スコット(オーストラリア)が7位、14年のバッバが12位、15年のジョーダン・スピース(米国)が4位。そして、昨年はダニー・ウィレット(イングランド)の優勝に驚かされた人も多いかもしれないが、当時ウィレットのランクは12位と、何ら意外な結果ではなかった。
いよいよ本日6日(木)の深夜に米国男子メジャー初戦「マスターズ」が開幕する。世界を代表するプレーヤーがオーガスタに集結しているが、世界ランキング4位の松山英樹は「マスターズ」でメジャー制覇を果たせるか。過去のデータを紐解き、可能性を探った。
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同一コース開催であるため、「経験豊富なベテランが有利」、とは言い切れない。過去10年の優勝者を見ると、「マスターズ」初優勝者は8人。その内、09年のアンヘル・カブレラ(アルゼンチン)を除き、7人がメジャー初優勝をこのオーガスタで挙げているのだ。
それにはタイガー・ウッズ(米国)の低迷が大きく関わっている。ウッズが97年に「マスターズ」で自身初のメジャー制覇を果たしてから08年までの全48メジャー大会中初優勝者は22人で割合は45.8%。しかし、ウッズが08年の「全米オープン」で最後のメジャー優勝を遂げて以降、09年からは全32メジャー大会中21人が初優勝。その割合は65.6%と近年は約20ポイントも割合が上昇。いかにウッズがゴルフ界に与えていた影響が強かったかを物語っている。
更に、07年のザック・ジョンソン(米国)、08年のトレバー・イメルマン(南アフリカ)、09年のカブレラと、それぞれ世界ランキング56位、29位、69位と3年連続で“伏兵”が優勝を果たした。しかし、過去5年間では大番狂わせはなく順当に実力者が勝利を掴んでいる。12年のバッバ・ワトソン(米国)が同ランク4位、13年のアダム・スコット(オーストラリア)が7位、14年のバッバが12位、15年のジョーダン・スピース(米国)が4位。そして、昨年はダニー・ウィレット(イングランド)の優勝に驚かされた人も多いかもしれないが、当時ウィレットのランクは12位と、何ら意外な結果ではなかった。