そして今週は、苦悩してきたパットを改善するため、昨秋から愛用してきたテーラーメイドのスパイダーツアーを、昨年の全米オープン優勝時に手にしていたスコッティキャメロンとそっくりのテーラーメイド・プロトタイプに持ち替えてみた。
パターチェンジのみならず、打ち方も変えた。「いろいろ考えすぎてメカニカルになりすぎていた。自分のフィーリングで、ただパットすることにした」。それが功を奏して最終日は猛追に成功し、そしてあの72ホール目のスーパーパットにつながった。
73ホール目のドライバーショットは、72ホール目の失敗を反省した上で、さらなる失敗を恐れることなく、攻めの一手で勝負に出た強気の選択だった。今週はウエッジの練習に最も時間を費やしてきたというジョンソン。ドライバーにもウエッジにも自信があったからこそ、攻めのルートを取ることができた。
「やっと自分のゲームが戻ってきた。マスターズ前のあのころに戻って来れたと感じている。この優勝で大きな自信も戻ってきた」。
今季4勝目、通算16勝目を挙げ、春先の絶好調から、夏場の不調を経て、シーズン終盤の大事なプレーオフシリーズに突入した今、再び好調を取り戻したジョンソン。
彼は、やっぱりダイハードである。
文 舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)
パターチェンジのみならず、打ち方も変えた。「いろいろ考えすぎてメカニカルになりすぎていた。自分のフィーリングで、ただパットすることにした」。それが功を奏して最終日は猛追に成功し、そしてあの72ホール目のスーパーパットにつながった。
73ホール目のドライバーショットは、72ホール目の失敗を反省した上で、さらなる失敗を恐れることなく、攻めの一手で勝負に出た強気の選択だった。今週はウエッジの練習に最も時間を費やしてきたというジョンソン。ドライバーにもウエッジにも自信があったからこそ、攻めのルートを取ることができた。
「やっと自分のゲームが戻ってきた。マスターズ前のあのころに戻って来れたと感じている。この優勝で大きな自信も戻ってきた」。
今季4勝目、通算16勝目を挙げ、春先の絶好調から、夏場の不調を経て、シーズン終盤の大事なプレーオフシリーズに突入した今、再び好調を取り戻したジョンソン。
彼は、やっぱりダイハードである。
文 舩越園子(在米ゴルフジャーナリスト)