＜全米オープン 事前情報◇13日◇シネコック・ヒルズゴルフクラブ(7440ヤード・パー70)＞

3月の米国女子メジャー「ANAインスピレーション」でお届けした、「編集TはじめてのANAインスピレーション」をご覧くださっていた方は『おやっ』と思うかもしれませんが…。

今回は編集者歴15年、その他メジャー取材経験もある編集Sにバトンタッチ。もうすぐ開幕の全米オープン会場から、「はじめての全米オープン」をお送りします。試合の様子だけでなく、会場への道中も気になることばかり。今回は意外と苦労した、コースに入るまでの様子をお届けします。

我々取材陣が泊っているのは、コースから車で45分のところにあるホテル。けっこう離れていますが、実はこれ、オフィシャルホテルなんです。メディアも選手もみんな泊まっています。

コースまでは30分おきにシャトルバスが出ていて、毎朝それに乗って取材へ。まず、そこで驚いたのは朝の渋滞。空いていれば45分でコースまで着きますが、朝は通勤ラッシュなのか大渋滞。5時のシャトルバスに乗っても、着いたのがなんと7時過ぎ！　倍近くかかりました。

国内の試合のときは、混んでいても1時間くらいで到着する場所に泊まれているので、これは驚き。しかも今回は“オフィシャル”ホテルですからね。さすがに選手たちも渋滞についてはコメントを出していて、今後何らかの対策が取られることを願うばかりです。

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一苦労経てコースに着くと、2つ目の難問が。厳重なセキュリティを通らなくてはなりません。これはギャラリーもメディアも同じ。空港のセキュリティゲートよりも厳しめな気がします。

飲み物などの液体類だけでなく、食べ物まで容赦なく没収されてごみ箱行き…。カップラーメンを没収されている記者もいました。それを通って、ようやくメディアセンターに入ります。

日本では、クラブハウスの広いコンペルームなどが使われることが多いですが、さすがは「全米オープン」。世界中のメディアが集まるだけあって、テントの大きさはその10倍以上はあるかと思うほどのビッグサイズでした。

【写真】見てください、この広さ！

席に着くと、さらに驚きなのが、麻薬捜査犬（？）が席の間を歩き回っていること。

【写真】麻薬捜査犬（？）が鼻を鳴らして…