<全米オープン 事前情報◇13日◇シネコック・ヒルズGC>
「全米オープン」初出場の星野陸也が、開幕前日に夢のラウンドを経験した。憧れの松山英樹とはじめてインコースをラウンド。さらには、テレビの解説で現地に入っている丸山茂樹もラウンドに帯同。日本の新旧エースから数多くの技を習得して、予選ラウンドに突入する。
【関連写真】名手たちが一挙登場! 全米OP練習日の特選フォト
世界ランク10位の松山と、2004年大会で本大会の会場となるシネコック・ヒルズGCで4位タイに入った丸山は、若い星野にとって雲の上の存在。そんな2人に加えて、この日の練習ラウンドにはメジャー2勝のザック・ジョンソン(米国)も入った。
「スゴいですね。キレもパワーもしっかりとあって、日本ツアーでは見ないパワーですし、アプローチもバリエーションが多くて、見るだけでも勉強になりました」と、松山に対しては憧れのまなざしが止まらない。
練習ラウンド最終日に松山の技を見たことによって、早速本戦のコース攻略にも役立てる構え。「ボクはドローヒッターですが、ホールに寄ってはフェードがいいところもあります。あした試します」と、松山の責め方も大いに参考になった。怖いもの知らずはこれだけにとどまらない。
「丸山さんからはアプローチを教えてもらいました」と、サンドウェッジの魔術師からもアドバイスをもらった。「球を止めたいと思うと、スピンをかけようと強く振っていましたが、丸山さんからもっと柔らかく打つようにいわれました。スピードを等速にすることでよくなりました」と、「グリーン回りが勝負」と話す星野にとっては、目からうろこが落ちる思いだった。
待機選手から、急きょ決まった出場。「後ろにダスティン・ジョンソンもいましたし、前にはジョーダン・スピースもいました」と興奮気味に語るが、「イーブンパーを目指していきたいです。それで1アンダー、2アンダーが出れば」と、この日習得した新たな技と攻め方に期待する。「日本で優勝したこともないのにここに出られるなんて」と笑うが、吸収力抜群の22歳には、そんなことは関係ない。(文・高桑均)
「全米オープン」初出場の星野陸也が、開幕前日に夢のラウンドを経験した。憧れの松山英樹とはじめてインコースをラウンド。さらには、テレビの解説で現地に入っている丸山茂樹もラウンドに帯同。日本の新旧エースから数多くの技を習得して、予選ラウンドに突入する。
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世界ランク10位の松山と、2004年大会で本大会の会場となるシネコック・ヒルズGCで4位タイに入った丸山は、若い星野にとって雲の上の存在。そんな2人に加えて、この日の練習ラウンドにはメジャー2勝のザック・ジョンソン(米国)も入った。
「スゴいですね。キレもパワーもしっかりとあって、日本ツアーでは見ないパワーですし、アプローチもバリエーションが多くて、見るだけでも勉強になりました」と、松山に対しては憧れのまなざしが止まらない。
練習ラウンド最終日に松山の技を見たことによって、早速本戦のコース攻略にも役立てる構え。「ボクはドローヒッターですが、ホールに寄ってはフェードがいいところもあります。あした試します」と、松山の責め方も大いに参考になった。怖いもの知らずはこれだけにとどまらない。
「丸山さんからはアプローチを教えてもらいました」と、サンドウェッジの魔術師からもアドバイスをもらった。「球を止めたいと思うと、スピンをかけようと強く振っていましたが、丸山さんからもっと柔らかく打つようにいわれました。スピードを等速にすることでよくなりました」と、「グリーン回りが勝負」と話す星野にとっては、目からうろこが落ちる思いだった。
待機選手から、急きょ決まった出場。「後ろにダスティン・ジョンソンもいましたし、前にはジョーダン・スピースもいました」と興奮気味に語るが、「イーブンパーを目指していきたいです。それで1アンダー、2アンダーが出れば」と、この日習得した新たな技と攻め方に期待する。「日本で優勝したこともないのにここに出られるなんて」と笑うが、吸収力抜群の22歳には、そんなことは関係ない。(文・高桑均)