＜全英オープン 最終日◇22日◇カーヌスティGL（7402ヤード・パー71）＞

今季メジャー3戦目「全英オープン」もついに最終日を迎える。注目は、なんといっても3年ぶりに大会出場を果たしたタイガー・ウッズ（米国）。第3ラウンドは首位と6打差の29位タイからスタートしたが、そこから5ストローク伸ばして4打差の6位タイに。2008年の「全米オープン」以来のメジャー優勝を視界に捉えている。

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全英オープンでは、過去2000年、05年、06年の3度勝利を収めているウッズ。中でも05年は初日に「66」をマークして首位発進決めると、4日間首位から陥落することなく2位に5打差をつけて完全優勝。この勝利でメジャー10勝を達成。4大メジャー大会すべてで2勝以上を収めた。

本大会で優勝すれば、メジャー15勝、ツアー通算では80勝を達成。ここ8年ほどは、プライベートでの問題や腰痛に悩まされているウッズだが、メジャー10勝の大台に乗った全英オープンで輝かしい姿を取り戻せるか。

現在トップに立つのは、大会連覇を狙うジョーダン・スピースと昨シーズン新人王のザンダー・シャウフェレ、ケビン・キスナー（すべて米国）の3人。トッププロたちが最後の18ホールで熱い戦いを繰り広げる。