ただ、待てど暮らせど、一向に来ません…。すれ違いでもうすでにコースに出ているのでは、とチェックしに行きましたがやはりいません。どこにいったタイガー・ウッズ！（遅れるなら連絡くらい入れろ！と小声でいってみたり…）

ようやくコースへとやってきたのは会見を終えた11時45分。なんとSPを連れています。さすがタイガー。ヒーローの登場に、この日から入れるようになったギャラリーも大盛り上がり。プレーを一目見ようと、そしてサインをもらおうとギャラリーが大移動です。オーラがとにかくハンパありません。これまでの2日間、あのローリー・マキロイにすら、付け焼き刃にもならない謎の英語で話しかけにいった私でも腰が引けてしまうほどです。

そんな喧噪をよそに、当の本人は入念にパッティング練習。そしてパトリック・リード、フィル・ミケルソンに挟まれて打ち込みを行っていました。マスターズ覇者が3人並ぶなんて豪華すぎ！って思っていたら目の前を地元の警察の方が通り過ぎました。警備の応援に来たのでしょうか。セキュリティもバッチリです（でも短パン、アメリカってやっぱスゲー…）。

ファイアーストーンの大スターはこれだけでは終わりません。なんとミケルソンとともに練習ラウンドを始めました。これにはギャラリーも大熱狂です。「試合かよ！」と思わず突っ込むほどのギャラリーがこの組のラウンドにつきました。そして音がしないスマホのカメラで写真撮りまくりです。

そんなタイガーは9ホールで練習終了。ここからまたしてもサインを求めるファンが民族大移動です。タイガーがようやくコースのすぐ裏の駐車場までたどり着くと、一気に会場は静けさを取り戻しました。

やっぱりタイガーの人気はすごい！改めて思いました。超幸運にもクラブセッティングを撮らせてくれたときに、またまた幸運にもタイガーのパターに触れた右手は、洗ってしまってもいいのか考え物です。インドの神とも握手していますしね（＃3を参照）。