＜フンドーキンレディース 初日◇26日◇臼杵カントリークラブ（6,493ヤード・パー72）＞

ステップ・アップ・ツアーで初優勝を目指す選手が、自身初の首位スタートを決めた。今季トップ10が4回、勝利を渇望するのが21歳の立浦葉由乃。昨年のプロテストに合格し、将来を期待される選手の一人だ。

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先週の「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」では2日目を終えて首位タイにつけたが、最終日は伸ばし合いについて行けずに、5位タイフィニッシュ。悔しい思いをしている。

この日は出だしの1番をバーディとし波に乗ったかに見えたが、「今日はショットのフィーリングがイマイチだった。悪いなりにもイメージを出してラウンドしました」と、意外にも苦しいラウンドだったことを明かす。「ロングパットがグリーンの外から決まってくれたり、流れが良かった」と、運も呼び込んでの5バーディ・ノーボギーだった。

悪いなりにもスコアをまとめることができている立浦だが、それにはある理由がある。「2週前から、バーディを獲りにいくより、パーで上がるために何をすればいいかと、考え方が変わりました」。つまりミスを最小限にとどめるゴルフに切り替え、「安全を心がけるようになり、結果、ショットがついたらバーディを考えるようにしている」と、マネジメント変更が奏功している。