トータル2アンダー・14位タイにつけるのが、大阪桐蔭高3年の山下美夢有。身長150cmの小さな体ながら、テストを6位タイで通過したこちらも新人プロだ。この日は4バーディ・3ボギーと、1つ伸ばしてホールアウト。来季出場権に向け前進した。
QT会場の雰囲気については、「慣れてきましたけど、キャディさんとかいる人数も多いし、ジュニアの大会とは違いますね」と戸惑いは隠せないが、ここまで立派に戦い続けている。「一番年下ですけど、(ツアーでは)若い人が活躍しているので私も頑張りたいです」。初々しい口調で抱負を語った。
もうひとりの高校生ルーキーでフィリピン出身の笹生優花(代々木高3年)は、トータル4オーバー・48位タイと“圏内”まであと1歩のところにつける。今年の「宮里藍 サントリーレディス」の最終日に「63」をマークするなど、爆発力は証明されているだけに残りの18ホールでの“巻き返し”も十分に可能性だ。
ツアーでは渋野日向子をはじめとする“黄金世代”が活躍し、今回のQT会場では安田祐香が3位タイにつけるなど“プラチナ世代”も存在感を発揮している。21世紀生まれ初のプロとなった西郷、山下、笹生もレギュラーツアーの土俵に立ち、上の世代を脅かす存在になりたい。(文・間宮輝憲)
QT会場の雰囲気については、「慣れてきましたけど、キャディさんとかいる人数も多いし、ジュニアの大会とは違いますね」と戸惑いは隠せないが、ここまで立派に戦い続けている。「一番年下ですけど、(ツアーでは)若い人が活躍しているので私も頑張りたいです」。初々しい口調で抱負を語った。
もうひとりの高校生ルーキーでフィリピン出身の笹生優花(代々木高3年)は、トータル4オーバー・48位タイと“圏内”まであと1歩のところにつける。今年の「宮里藍 サントリーレディス」の最終日に「63」をマークするなど、爆発力は証明されているだけに残りの18ホールでの“巻き返し”も十分に可能性だ。
ツアーでは渋野日向子をはじめとする“黄金世代”が活躍し、今回のQT会場では安田祐香が3位タイにつけるなど“プラチナ世代”も存在感を発揮している。21世紀生まれ初のプロとなった西郷、山下、笹生もレギュラーツアーの土俵に立ち、上の世代を脅かす存在になりたい。(文・間宮輝憲)