<LPGA QTファイナルステージ 最終日◇6日◇こだまゴルフクラブ (埼玉県)◇6472ヤード・パー72>
“プラチナ世代”をけん引する選手の一人が、最後の最後で意地を見せた。トータル4オーバー・48位タイからスタートした西村優菜が、5バーディ・ノーボギーの「67」をマーク。トータルスコアを1アンダーに伸ばし、21位フィニッシュ。来季前半戦フル出場権獲得圏内とみられる35位以内で4日間を終えた。
今年のプロテスト合格者を写真と名前で覚えよう!
初日、2日目はともに「74」と出遅れ。3日目もパープレーに終わり、来季出場権に暗雲垂れ込めるなか臨んだラスト18ホールで、最後に笑顔がはじけた。10番スタートのいわゆる裏街道からティオフすると、まずは11、15番でバーディ。さらに折り返しての2番でもスコアを伸ばすと、続く3番パー3ではティショットを5番UTで1mの位置にピタリとつけた。最終9番では6mのバーディパットをねじ込みトータルスコアを“赤文字”に。「チャンスをしっかりと決められました」。ホッと、胸をなでおろした。
この3日間は、パターで苦しんだ。パット数を見ると、初日が「32」、2日目が「35」、3日目が「31」だったが、最終日にようやくの「27」。1パットが9ホールあれば、やはりそのラウンドも楽になる。「コーチと一緒に修正しながら、最後に一番いいストロークができました。不安はありましたが、少し成長できる4日間になりましたね」。終わってみれば、しっかりとトータルアンダーパーでまとめてくるあたり、やはり並みのルーキーではない。
アマチュア時代はナショナルチームで活躍し、アマ日本1位に立ったことも。この会場でも注目を集める一人だったが、2日目を終えた時点で「もうダメかもしれない」と弱気も顔を出したという。「先週(ファーストステージ)はよかったのに、1週間でこんなに崩れるものなのかな」。試合が続くなかで、調子を維持することの難しさも痛感した。それでも「1つでも順位を上げれば、その分試合にも出られる」と気持ちを奮い立たせ、最後の爆発につなげた。
“プラチナ世代”をけん引する選手の一人が、最後の最後で意地を見せた。トータル4オーバー・48位タイからスタートした西村優菜が、5バーディ・ノーボギーの「67」をマーク。トータルスコアを1アンダーに伸ばし、21位フィニッシュ。来季前半戦フル出場権獲得圏内とみられる35位以内で4日間を終えた。
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初日、2日目はともに「74」と出遅れ。3日目もパープレーに終わり、来季出場権に暗雲垂れ込めるなか臨んだラスト18ホールで、最後に笑顔がはじけた。10番スタートのいわゆる裏街道からティオフすると、まずは11、15番でバーディ。さらに折り返しての2番でもスコアを伸ばすと、続く3番パー3ではティショットを5番UTで1mの位置にピタリとつけた。最終9番では6mのバーディパットをねじ込みトータルスコアを“赤文字”に。「チャンスをしっかりと決められました」。ホッと、胸をなでおろした。
この3日間は、パターで苦しんだ。パット数を見ると、初日が「32」、2日目が「35」、3日目が「31」だったが、最終日にようやくの「27」。1パットが9ホールあれば、やはりそのラウンドも楽になる。「コーチと一緒に修正しながら、最後に一番いいストロークができました。不安はありましたが、少し成長できる4日間になりましたね」。終わってみれば、しっかりとトータルアンダーパーでまとめてくるあたり、やはり並みのルーキーではない。
アマチュア時代はナショナルチームで活躍し、アマ日本1位に立ったことも。この会場でも注目を集める一人だったが、2日目を終えた時点で「もうダメかもしれない」と弱気も顔を出したという。「先週(ファーストステージ)はよかったのに、1週間でこんなに崩れるものなのかな」。試合が続くなかで、調子を維持することの難しさも痛感した。それでも「1つでも順位を上げれば、その分試合にも出られる」と気持ちを奮い立たせ、最後の爆発につなげた。