「ギアの性能も上がって選手たちの飛距離も伸びています。USLPGA(米国女子ツアー)は乾燥していたり、コースの特性によっては7000ヤード近いコースもあったりする。だから、ステップでもなるべくいろんなコースセットアップを経験させてあげたいんです。200ヤード以上のパー3があったっていい。次のステップに行くために、学んでほしいと思っています」(岡本)
岡本によれば、ステップが主戦場の選手でも、レギュラーツアーに出て戻ってきた選手は背筋がピンと張って、「インパクトの音も変わってくるんです」とのこと。「いろんな引き出しを持ってもらって、そこにカギをかけずに技術を身につけてほしい」と、ステップの場でも成長できるように、との考えでセッティングを行う。
そこでポイントとなるホールを聞いてみた。「全体としては昨年より70ヤード伸びています。17番は30ヤード伸びている。16番のパー3は風によっては難しいけど、パーを獲るのは難しくない。バーディを獲るならピンの下につけないとダメ。18番は、キャリーで240ヤードくらい出れば2オンも可能、というか狙ってほしい。フォローの風なら、ティエリアの一番前にティマークを出して、みんなに狙わせるということも考えたいですね」と、攻守の切り替えとタイミング、状況判断を養うにはもってこいのセッティングになりそうだ。
■先週はウォーターショット2回 攻撃型・岩井姉の連勝は!?
岡本は国内レギュラーツアー、そして海外ツアーをも見据えたセットアップを施しているというわけだが、「危険を冒してでもバーディを獲りに行く選手が増えてほしいです」と話す。そして、そんな攻めのゴルフを先週の「山陽新聞レディースカップ」で思う存分発揮したのが岩井ツインズの姉・明愛(あきえ)だ。その前戦の「カストロールレディース」で妹の千怜(ちさと)がプロ初優勝、そのとき単独首位で最終日を迎えたのが明愛。惜しくも妹に逆転を許したが、すぐさまリベンジを果たすことになった。
最終日、その明愛のラウンドについた下村は、「ずば抜けていました」と興奮気味に振り返る。「ヘッドスピードの出方もかなりのスピードですし、ティショットでラフにいかない。ほかの選手より30ヤードは飛んでいますし、ピンを狙うショットもほとんどがショートアイアンです。ピンまで打っていけるので、バーディチャンスも多くなります」。
岡本によれば、ステップが主戦場の選手でも、レギュラーツアーに出て戻ってきた選手は背筋がピンと張って、「インパクトの音も変わってくるんです」とのこと。「いろんな引き出しを持ってもらって、そこにカギをかけずに技術を身につけてほしい」と、ステップの場でも成長できるように、との考えでセッティングを行う。
そこでポイントとなるホールを聞いてみた。「全体としては昨年より70ヤード伸びています。17番は30ヤード伸びている。16番のパー3は風によっては難しいけど、パーを獲るのは難しくない。バーディを獲るならピンの下につけないとダメ。18番は、キャリーで240ヤードくらい出れば2オンも可能、というか狙ってほしい。フォローの風なら、ティエリアの一番前にティマークを出して、みんなに狙わせるということも考えたいですね」と、攻守の切り替えとタイミング、状況判断を養うにはもってこいのセッティングになりそうだ。
■先週はウォーターショット2回 攻撃型・岩井姉の連勝は!?
岡本は国内レギュラーツアー、そして海外ツアーをも見据えたセットアップを施しているというわけだが、「危険を冒してでもバーディを獲りに行く選手が増えてほしいです」と話す。そして、そんな攻めのゴルフを先週の「山陽新聞レディースカップ」で思う存分発揮したのが岩井ツインズの姉・明愛(あきえ)だ。その前戦の「カストロールレディース」で妹の千怜(ちさと)がプロ初優勝、そのとき単独首位で最終日を迎えたのが明愛。惜しくも妹に逆転を許したが、すぐさまリベンジを果たすことになった。
最終日、その明愛のラウンドについた下村は、「ずば抜けていました」と興奮気味に振り返る。「ヘッドスピードの出方もかなりのスピードですし、ティショットでラフにいかない。ほかの選手より30ヤードは飛んでいますし、ピンを狙うショットもほとんどがショートアイアンです。ピンまで打っていけるので、バーディチャンスも多くなります」。