＜パナソニックオープンレディース 初日◇18日◇田辺カントリー倶楽部（6,403ヤード・パー72）＞

第2の故郷・京都で永田あおいがロケットスタートだ。ステップ・アップ・ツアー第3戦「パナソニックオープンレディース」の初日。8バーディ・1ボギー、自己ベスト「65」でラウンドし、7アンダー・単独首位発進を決めた。

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前半のアウトコースで奪ったバーディは6つ。ステップでの9ホール最少ストロークに並ぶハーフ「30」をマークし、序盤からトーナメントリーダーの座に躍り出る。後半も2バーディ・1ボギーにまとめ、自己ベスト「65」のビッグスコアで今季初勝利へ滑り出した。

「最終18番だけは悔しかったですね。ノーボギーで上がりたかったです」。セカンドショットがグリーン手前のバンカーにつかまり、最後の最後にこの日唯一のボギーを叩いたが、「ピンから7、8m以内にすべてついていたし、ショットも良かったです」と笑顔でこの日を振り返った永田。最多タイ記録となるステップ通算5勝目へ、まずは最高のスタートを切った。

2013年には今大会と同じ京都が舞台のステップ・アップ・ツアー「京都レディースオープン」で優勝を果たしている。「関西は居心地がいいから大好き。お寺巡りも好きですし、京都の雰囲気も好きですね。関西は第2の故郷だと思っているので、また優勝したい」と、闘志を燃やす。明日からは、2打差2位の飛ばし屋ブッサバコン・スカパン（タイ）、3打差3位につける昨年覇者・野澤真央といった強敵たちに追われるが、経験豊富なゴルフで逃げ切ってみせる。