＜九州みらい建設グループレディース 2日目◇27日◇武雄ゴルフ倶楽部（6,255ヤード・パー72）＞

国内女子ステップ・アップ・ツアー第4戦「九州みらい建設グループレディース」2日目。イーブンパー・18位タイからスタートした香妻琴乃は、5バーディ・1ボギー「68」とこの日のベストスコアを記録。トータル4アンダーとし、首位と2打差・2位タイで最終日を迎える。

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2日間を終えて優勝を狙える位置につけたが、大会開幕前から発熱に見舞われていた。開幕前日のプロアマ戦後から悪寒がはじまり、初日は「最後の5ホールは歩くのもつらい」という状態。昨晩も38度近い発熱が続き、寝つけなかったが、コース到着時には徐々に体調も回復。「序盤はフワフワしていました。完走するのが目標だったので、18ホールプレーできて良かったです」と、ホールアウト後は安堵の表情を見せた。

今季はQTランク104位で、ステップ・アップ・ツアーを主戦場としながら、主催者推薦でのレギュラーツアー出場を狙う立場。ステップは今大会で4戦目の出場となるが、「普段は完璧を求めすぎるところがありますが、"ミスしても仕方がない"と思えたのが良かったのかな…最終日も気負わずいけたらいいですね」と、2014年「中国新聞ちゅーピーレディースカップ」以来となる3度目のステップ優勝へ絶好の位置。

「九州みらい建設グループレディース」では九州出身者の優勝者はまだ出ていない。鹿児島出身として「1日2アンダーを目指しているので、明日も2アンダーを。九州勢として頑張ります（笑）」と笑顔で意気込んだ。