【前巻までのあらすじ】元刀鍛冶師だった一丸は、浅草に来て、桂に才能を見込まれ、初めてゴルフクラブを握る。日本アマチャンピオンの御園や山中プロらとの対戦では「目でショットを盗む」職人技と天性の才能を見せ、周囲の度肝を抜いた。日の浅い素人同士の一平とのマッチプレー対決では、互いの才能を認め合い引き分けた。この対戦でゴルフの奥深さを知った一丸は、心から礼をしてゴルフを受け入れる。さらに前向きにゴルフに関わりたいと思い始めた一丸は「鍛錬棒」で心身を鍛え直しを始めた。