勝者のギア
ウィル・ザラトリスが怪我から復帰後の最上位に!エース達成は『T150』の7番で『T350』の3番が一番のお気に入り【WITB】
松山英樹が9勝目を挙げた、「ジェネシス招待」のツアーレポート。
配信日時:2024年2月20日 01時21分
米国アクシネット社からPGAツアー「ジェネシス招待」に関するツアーレポートが届いた。大会2日目にホールインワンを達成し、昨年12月に怪我から復帰後の最上位(2位タイ)に入った、タイトリスト総合契約のウィル・ザラトリス(米国)に関するギア変更やコメントを明かす。
「ジェネシス招待の金曜日、ザラトリスは184ヤード、パー3の14番でティグラウンドに立ち、『T150』の7番で『プロV1x』をピンに向かって打ち、左手前のバンカーに運ぶのを見届けると、カップへ転がり込みエースを達成。彼はこの週、SG:アプローチで4位(+5.283)、オフ・ザ・ティ(+1.437、15位)、アラウンド・ザ・グリーン(+1.285、17位)でも1打以上差をつけました。リビエラでの22バーディはフィールドをリードし、パーオン率(68%、49/72)も3位でした」(同社広報)
アイアンは今年からタイトリスト『T150』(4I~PW)に変更し、3Iにもやさしい『T350』を加えたザラトリス。まずは、『T150』への変更理由についてこう話す。
「T150の魅力は今までのどのタイトリストのアイアンよりも打感が優れつつも、寛容性を備えること。プロは一日中完璧なショットを打つわけではなく、初めて試した時にボクもミスヒットして『ああ、あれで7、8ヤードロスしたに違いない』と思ったのに、しっかり打った時と同じ距離が出たんだ。そのフィードバックが得られたのは、ボクにとって素晴らしいことだった。
常に確認するのはラフからアイアンがどれくらい機能するかで、キャンバーが強すぎると一日中フライヤーするかもしれない。(T150はその点)まるでボクのために作られたもののように見えたし、芝を通り抜ける感覚もボクが以前に使ったT100よりも遥かに速く抜けてくれた。より寛容でユニコーンだと感じたから、このアイアンが大好きになったよ」(ザラトリス)
その『T150』よりも遥かに寛容性が高く、Tシリーズの中でアベレージ層にとってやさしさに定評のある『T350』。この3番アイアンは、バッグの中でも最もお気に入りだとか。
「T350は(アマ向けの)ゲーム改善アイアンとして作られているけど、LAで初めて試して『これは凄い』と思った。だから、アイアンの多様性も本当にクールだと思う。ストレートなマッスルバックだった選手がT100に替えたり、T100からT150にして成長した選手もいれば、多くのシャッフルが起こっている。『あぁ、バッグの中にゲーム改善アイアンが入ってる』と思っても、だから何? ボクはそれが大好き。バッグの中で一番好きなクラブだし、ボクにとって特にフィーリングが本当に魅力的なんだ」(同)
【ウィル・ザラトリスの使用ギア】
1W:タイトリストTSR2(9.0°ベンタスTRブラック7X)
3W:タイトリストTSi2(15.0°ベンタスTRブルー8X)
3I:タイトリストT350(MODUS³ G.O.S.T.プロトハイブリッド10 ST X)
4I~PW:タイトリストT150(DGツアーイシューX100)
A,S,LW:タイトリストVokey SM10(50.08F/54.10S/60.04T 〃)
PT:L.A.B GOLF Mezz 1 MAX
BALL:タイトリストPro V1x
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