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    あらゆるミス補正機能付き!『バルカヌス』はHSの遅いアベレージゴルファーの救世主!

    ヘッドスピードの遅いアベレージゴルファーは、【カスタムシャフトと無縁】なのか!?

    所属 ALBA Net編集部
    ALBA Net編集部 / ALBA Net

    配信日時:2024年5月23日 07時20分

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    • シャフト
    • 「カスタムシャフトが気になっていたけど、ヘッドスピードが遅いから尻込みしていた」、庄司学さん。ずっと純正シャフト50Sを使用してきたと言う
    • 庄司さんとパパ友であり、指導もしてきた、ギアに精通している市原建彦プロ(右)。「トラックマン4」を保有しており、インパクトの数字を読み解いて指導をする
    • 自前の純正シャフトの『50S』でHS39.5~40.3m/sだったところが、『バルカヌス』の40g台で平均41m/s台を記録し、30g台では42m/s弱まで伸びた!
    • 肩を痛めていて速く振れない市原プロもヘッドスピードを落として試打!
    • 『トレカM40X』を全長に使用、つぶれの新技術は特許出願中のワンフレックスの先中調子。重量/トルクは『V300』(41g/6.2)、『V410』(47g/5.0)、『V520』(53.5g/4.1)。税込88,000円
    • 重量帯は3種類で、フレックス設定は無いが「どんな振り方にも追従してくれるから大丈夫」と市原プロ
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    スイングは変えなくてもOK!?

    「カスタムシャフトが気になっていたけど、ヘッドスピードが遅いから尻込みしていた」、庄司学さん。ずっと純正シャフト50Sを使用してきたと言う

    「カスタムシャフトが気になっていたけど、ヘッドスピードが遅いから尻込みしていた」、庄司学さん。ずっと純正シャフト50Sを使用してきたと言う

    ――カスタムシャフトを一度も試したことがないアベレージゴルファーが驚いた、すんごいシャフトを発見!【スイングを変えなくてもOK】という触れ込みの日本シャフト『バルカヌス』は、オートフォーカス機能付きの超お助けシャフトだった!――
     
    これまでドライバーに純正シャフトの「50S」しか経験したことがない、アベレージゴルファーの庄司学さんは、ヘッドスピード40m/s前後のフェードヒッター。よく出るミスは曲がりの大きなスライス(右ペラ)でベストスコアは「88」だが、「カスタムシャフトで何が変わるのかずっと気になっていましたが、ヘッドスピードが遅く、非力な自分には無謀かもと試さずにきた」そう。

    庄司さんとパパ友であり、指導もしてきた、ギアに精通している市原建彦プロ(右)。「トラックマン4」を保有しており、インパクトの数字を読み解いて指導をする

    庄司さんとパパ友であり、指導もしてきた、ギアに精通している市原建彦プロ(右)。「トラックマン4」を保有しており、インパクトの数字を読み解いて指導をする

    そんな庄司さんとパパ友でもある、ギアに詳しい市原建彦プロも指導してきたそうだが、「うってつけのシャフトかも」と、日本シャフトの新作『バルカヌス』を試すことに。市原プロがビビッと来た理由は【スイングは変えなくてもOK】との触れ込みのせい。庄司さんは根っからの「練習場よりラウンド派」なのだとか。
     
    ウォーミングアップもそこそこに、市原プロは自前の『トラックマン』で計測を開始。「コースで力むと右ペラが出て余計飛ばないんですよ」と謙遜するものの、慣れたエースドライバーの純正シャフトでナイスショットを連発。では、お初となるカスタムシャフトの『バルカヌス』の50g台は?
     
    右ペラが全く出ず、HSアップ!

    自前の純正シャフトの『50S』でHS39.5~40.3m/sだったところが、『バルカヌス』の40g台で平均41m/s台を記録し、30g台では42m/s弱まで伸びた!

    自前の純正シャフトの『50S』でHS39.5~40.3m/sだったところが、『バルカヌス』の40g台で平均41m/s台を記録し、30g台では42m/s弱まで伸びた!

    初めてのカスタムシャフトの割に「あれっ、意外とワッグルしただけだと、自分の純正シャフトとそこまで変わらないかも……」と、打つ前はもっと手強そうな想像だったそう。実際に打つと、庄司さんの純正シャフトよりもしっかり感はあるものの、エースの純正と違って球がつかまってドロー傾向の強烈に強い球が連発。
     
    市原プロは「カスタムシャフトの良さは軽量でも剛性が高いこと。少し軽い『バルカヌス』の40g台も試してみましょうか」とすかさず可変して試打し直すと、同じドロー傾向で今度は球が高くなった。続けて3つ目の30g台も試すが、『バルカヌス』にはフレックス設定がなく、この3本が全てのスペックとなる。ひと通り打ち終え、庄司さんも初のカスタムシャフトに驚いた様子。

    肩を痛めていて速く振れない市原プロもヘッドスピードを落として試打!

    肩を痛めていて速く振れない市原プロもヘッドスピードを落として試打!

    「なぜかフェースが開くミスが全く出ず、かといって左に巻き過ぎたりする球も出ません。一番軽い『バルカヌス』の30㌘台はさすがにワッグルで『ちょっと軽いし柔らか過ぎるかな?』と思いましたが、不思議なのは振ると頼り無さも全然なくて、力まず一気に振り切れました。自分の純正シャフトの50Sよりヘッドスピードが平均的に1.5m/sも上がりましたし、シャフトでこんなに違うとは……」
     
    計測して見守った市原プロも「肩を痛めている」ため負担のない範囲で、右ペラの出やすい庄司さんをドローヒッターに変えた『バルカヌス』の3種類をテスト。すると、やはり庄司さんと同じ感想が。「ワッグルすると軽いし柔らかい気配が漂いますが、打つと全くそんなことはなく、動きがしっかりしている」と驚く。こういった振り味は初めてだとか。
     
    『バルカヌス』はミスを自動補正!?

    『トレカM40X』を全長に使用、つぶれの新技術は特許出願中のワンフレックスの先中調子。重量/トルクは『V300』(41g/6.2)、『V410』(47g/5.0)、『V520』(53.5g/4.1)。税込88,000円
    重量帯は3種類で、フレックス設定は無いが「どんな振り方にも追従してくれるから大丈夫」と市原プロ
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    『トレカM40X』を全長に使用、つぶれの新技術は特許出願中のワンフレックスの先中調子。重量/トルクは『V300』(41g/6.2)、『V410』(47g/5.0)、『V520』(53.5g/4.1)。税込88,000円

    ワンフレックスとあって、通常の重量帯ごとにフレックス設定がないため、「このタイプは初めて」と言う反応も無理はない。が、日本シャフトの担当者にも改めて確認したが、「この両手の範囲内の広範囲の“潰れ”がミスを補正します」とのこと。
     
    “潰れ”=扁平に変形する範囲を敢えて狙ってコントロールしたことで、アベレージゴルファーの「カット軌道」「フェースが開くミス」「上から叩きつける」「アオリ打ちでロフトが付き過ぎる」「インサイドから入れてフェースが被ってチーピンする」など、あらゆるミスを切り返しで自動補正できると言う。

    「切り返し以降の“中間部の間”が本当に不思議な感覚で、カメラのオートフォーカス機能みたいにミスを自動補正してくれる感じなんですよ。中間部の広範囲が切り返し以降で潰れるから、シャフトが自動的に“切り返しの間”と“インサイドアタック”を作ってくれるので、ややカット軌道&アッパー軌道な庄司さんの当て方のクセを補正しましたよね。
     
    反対に、インサイドから入れすぎて起き上がりながら打つ真逆のタイプの人のトウダウンも防ぐので、アオリ打つ人が悩みがちな【チーピンとプッシュの連鎖】も防げるはず。本当に、色んな症状のアベレージゴルファーのミス補正のために効いてくると思います。肩を痛めているのに軽量でクセがなく振りやすいし、とにかく一度試す価値大」(市原プロ)
     
    高級かつ滑らかな振り味

    聞くと、市原プロのエースシャフトは『レジオフォーミュラMB+』で、日本シャフト製に慣れているそう。『Tour AD UB-6S』がエースの記者も、2人の反応に居ても立っても居られなくなり、『バルカヌス』を打たせてもらうと、確かに体感したことのない振り味で驚いた。素材感が「極めて滑らかな動きでいて、反応がよくフィーリングが高級すぎる!」
     
    市原プロと特に共感したのが、「バルカヌスは全長に高級素材『トレカM40X』を使って軽量化していますが、ピンピンな仕上がりかと思いきや、すごく滑らかな動きでどんな負荷のかけ方にも絶妙に追従してくれ使い手を選ばないことも大きいです」という点。通常、高級素材の『トレカM40X』は補強材として使われがちだが、これを全長にすると硬く感じると想像しがちだが、全く違っていた。

    最高級素材『トレカM40X』を全長に使用したと聞くと、ピンピンな仕上がりを想像しがちですが、
    芯金の形状から材料積層の全てを見直した特許出願中の“潰れ”の技術が、極めて滑らかな振り味を実現!
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    最高級素材『トレカM40X』を全長に使用したと聞くと、ピンピンな仕上がりを想像しがちですが、

    市原プロも高級感ある“振り味”の秘密を知りたがっていたが、特許出願中の“潰れ”に関わる新テクノロジーで「特殊な“芯金”設計と材料の積層にヒントがある」とのこと。従来の設計の常識を打破し、アベレージ層のインパクトロス改善のため、他とは全く違うワンフレックスを採用するなど、従来のカスタムシャフトとは一線を画す『バルカヌス』
     
    【スイングは変えずに、自分史上最高の飛距離を】の意味合いを体感した、記者と市原プロと庄司さん。かなり衝撃を受けたが、中身を文字で正確に伝えるのは難しいため、打ってもらうのが一番早い。少し大袈裟かもしれないが「我々アベレージゴルファーの苦手な1Wが“レッスン要らず”になる日も近い」と思う人も多いはずだ。(編集部M・K)
     
    ✦取材協力/ゴルフパートナー 四街道練習場店
    ✦撮影/山代厚男

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