シン貧打爆裂レポート『Silver-Blade Centered-05OS パター』
貧打爆裂レポートのロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、ギアについての噂を検証します!実際にゴルフコースに持ち込んで、動画を撮影しながらラウンドしたレポートです。
配信日時:2023年7月5日 08時00分
ロマン派ゴルフ作家語る
『Silver-Blade Centered-05OS パター』の第一印象は、ペタッとして、全体的に高さが低いヘッドでした。大きく見えますが、実際にボールにセットしてみると、シャープな雰囲気も出ます。
試打する前は、3種類の中で『Silver-Blade Centered-05OS パター』が、一番苦手で、結果が出にくいと予想していましたが、結果は逆でした。動画でもロングパットが入るカットがありますが、運ぶように打たずに、しっかりとヒットするようにすれば、繊細なタッチを出すことも可能なのです。
ネックに特徴のあるパターですが、その良さが最も出ているのが『Silver-Blade Centered-05OS パター』だと感じました。パターヘッドの大きさを打ち消して、扱いやすいことと、狙い通りに打ち出す意味でも機能します。
ミスヒットに対するやさしさは、かなりのレベルです。やさしいパターが欲しいゴルファーに『Silver-Blade Centered-05OS パター』はオススメできます。
それでいて、敏感なのです。適当に寄せるのではなく、狙い澄まして入れるパター。その部分は、ツアーパターの完成度を持っています。『Silver-Blade シリーズ パター』の底力を見ました。お見事です。
マレットが好きで、完成度が高いパターを求めているゴルファーに『Silver-Blade Centered-05OS パター』はオススメできます。
何よりもセンターシャフトと『Silver-Blade Centered-05OS パター』の相性が良いのです。
センターシャフトの効果を知りたいゴルファーに『Silver-Blade Centered-05OS パター』をオススメします。狙いやすさ、操作性の高さ、そして、ブレない方向性の3つの要素は、ネックに起因していると感じました。
理由はわかりませんが、ツアーで使用されているパターも、大型マレットはどんどん「ぺしゃんこ型」というか、高さがないペタッとしたスポーツカーのようになっています。2023年の春は、大手メーカーも全体が低めになっているヘッドを投入しています。
どんなに機能やテクノロジーが優れていても、パターは好き嫌いが優先される傾向があります。だから、良いパターというのは、一つの基準だけでは決められないのです。
それを知った上で、『Silver-Blade Centered-05OS パター』は良いパターです。普段だったら大型マレットを選ばないゴルファーに、打ってみて欲しいです。新しい自分を発見できる可能性があります。
試打クラブスペック
『Silver-Blade Centered-05OS パター』
ヘッド素材 ステンレス (SUS431)
フェース アルミ(Al6030)
ネック オフセットセンターシャフト
ロフト 3.0度
ライ角 70度
長さ 33インチ (34インチもあり)
【著者紹介】篠原嗣典
ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典の『貧打のアマでも打てる?人気クラブ・噂の検証』