11月2日（月）、都内のホテルにて2000年の発売以来常にトップランクの売り上げを上げているSRIスポーツの超人気ゴルフクラブ「ゼクシオ」の6代目モデル「新・ゼクシオシリーズ」記者発表会が行われた。

　高い飛距離性能でユーザーの圧倒的支持を得た5代目「ザ・ゼクシオ」より飛ぶクラブを作ることを目標に開発されたこの「新・ゼクシオ」ドライバーは飛びの3大要素である、ボール初速・打ち出し角・スピン量、の「打ち出し角」と「ボール初速」を向上させたのが特長となっている。

　フェースとボディに2種類の軽比重チタンを使用。ソール後方に重量を適正配分し、重心高さを低くしたまま重心深度を今までよりも深くした。この深重心設計によってクラブヘッドがボールに当たる瞬間のインパクトロフトが大きくなりスピン量の増加を抑えながら高い打ち出し角を実現。さらにフェースの薄肉部分をトゥ部は上下方向、ヒール部はソール方向へ拡大。フェース周辺部分の反発性能がアップし、打点がバラつくアベレージゴルファーの初速ロスを低減した。この打ち出し角を高くし、ボール初速を上げるという2つのヘッドの効果をさらに増加させる新・ゼクシオ専用設計「MP600カーボンシャフト」との相乗効果で5代目を上回る飛距離性能を備えることに成功している。

　シャフトは5代目より0.25インチ長くなり46インチとなったがシャフトのロゴ部分を横方向に分断したデザインと、中間部分に横縞柄を取り入れた2つの錯視効果により短く感じて振りやすく見えるようになっている。構えてみると、ヘッドの大きな投影面積とこの錯視効果により実際の長さよりも短く感じられるのを確認できた。

　この会場にはSRIスポーツの契約プロ、中嶋常幸・古閑美保・横峯さくらも来場。各々このクラブの飛距離性能に太鼓判を押した。中嶋は「やっぱりプロにとっても飛距離は大事。（他の選手の）後ろから打つのと前から打つのでは気分が違うからね。科学の力を使って若い選手たちと張り合いたい」と「新・ゼクシオ」のツアーでの使用を検討中であることを明かした。古閑は今週の「ミズノクラシック」からテストで使用する予定。

　発売日は12月12日（土）。価格は84,000円（税込み）。尚、フェアウェイウッドとアイアンも発売される。詳細なスペック等はゼクシオ専用ウェブサイト（http://www.xxio.jp/）へ。メーカーへの問い合わせはSRIスポーツ（お客様ダイヤル）0120-653-045へ。