＜ニトリレディス 事前情報◇21日◇小樽カントリー倶楽部（6,628ヤード・パー72）＞

今週の国内女子ツアーは「ニトリレディス」。明日からの練習日に向け、事前に北海道入りしていた現地記者から連絡が。「原英莉花ほか、ミズノの契約プロが集まって新作ドライバーのテストをしています！」。

記者が別のゴルフ場で楽しもうとしていたところ、お忍びで新作のテストをするミズノ一団に遭遇したのだとか。ミズノ担当者いわく、「見つかってしまいましたか…。ツアーロウンチ間近のプロトタイプですが、すごく反応が良かったので、この際プロたちに率直な感想を聞いてください。商品詳細は絶対に言えませんけど」とのこと。

そこで、ジャンボ尾崎の愛弟子・原英莉花を現地記者が直撃。

「いまテストしてきたばっかりですけど、初めて打った感想は【すごい、これ！】です。ふふふ…（笑）ヒールヒットでもスイートスポットが広いからか、フェースが被ってロフトが立たずに弾道の高さが落ちないんです。コントロール気味に抑えて打っても飛距離が全然落ちない。（にやっと笑う）

ジャンボさんからは、少しでも振ってないと【常に振れ！フルスイングの中で方向性を作れ！】と日頃から言われているので、『TYPE3』（画像のシャローの方）は飛距離と直進性が高いので、ものすごく私の味方になってくれると思いますね。（超笑顔）

ジャンボさんからいつも言われるのは、【飛距離にこだわれ！】ということ。なので、このドライバーで今4位のドライビィングディスタンスで、1位を獲りますよ！ 穫れそうな気がしてきました…（にやにやしている）」

ミズノ担当者も「ドライビィングディスタンスの計測ホールで（力んで）曲げてしまって平均距離を落とす傾向があるので、飛距離性能が上がった上に、直進性が上がったこのドライバーなら、ドライビィングディスタンス1位も狙えるでは？」と、怪しい自信の笑みを浮かべていたとか。

原英莉花が『TYPE3』と口を滑らせていた謎の『ぶっ飛びプロト』、いったいいつ投入されるのか。「本当はすぐにでもプロに使ってもらいたいのですが、R&Aの登録が思いのほか遅れて困ってます…」と、担当者。なるほど。これが本当なら、原英莉花のニヤつきの訳がよく分かる…。原から今日の報告が上がるとすれば、まさか、師匠のジャンボも使う！？