7年連続で欧州ツアーの賞金王を獲得したレジェンドゴルファーでヨネックスのアドバイザリースタッフのコリン・モンゴメリー（スコットランド）が来日。27日（金）に東京・秋葉原の「ゴルフプラザ アクティブAKIBA」でトークショー＆レッスン会が行われた。

　「モンティ」の愛称で親しまれているモンゴメリーはヨネックスの新モデルをテストするために、毎年この時期に来日している。司会の女性にヨネックスのクラブについて質問されると「クラブには非常に満足している」とコメント。「ヘッドは市販品と同じもの。シャフトはカーボンで、アマチュアの人が使っているものより固めだけど、ほぼ一般の人と変わらないものを使っている」と同社のクラブの完成度の高さをアピール。自身と同じ契約プロの石川遼について質問が及ぶと「あの年であれだけの成績を残せるなんて、驚きの言葉しかない。ポストタイガー・ウッズと言われているが、その通りだと思う。同じヨネックスの契約プロとして、同じクラブを使えて光栄だ」と最大級の賛辞を贈った。

　トークショーの後には練習場に移動。デモンストレーションとアマチュアへのレッスンが行われた。まず、デモンストレーションでド迫力のスイングを披露。そして飛距離を伸ばすコツについてたずねられると「まずクラブを軽く握ること、そして最後まで振り切ること」の2点が重要だと力説。「ヨネックスのクラブを使えばもっと飛ぶよ！」などのリップサービスも随所に飛び出し、和気藹々とした雰囲気でイベントは進行。プレゼントが当たる抽選会、サイン会なども行われ、集まった多くの観客も世界で活躍するトッププロが間近に見られる上に、レッスンなど盛りだくさんの内容に満足した様子だった。

　モンゴメリーは来年開催されるライダーカップ（2年に1度開催される、米国ツアーと欧州ツアーの対抗戦）の主将に抜擢されており、イベント中その事に話が及ぶと「米国チームと比べて欧州チームはツアーで同じホテル、同じフライトなどで動くことが多く非常に家族的。この団結力が毎回善戦している理由。前回は負けてしまったけど次は勝つよ！」と力強いコメントを残した。2008年は米国チームに敗戦を喫した欧州チーム。来年はその雪辱を晴らせるか注目だ。