12月17日（木）、ビックカメラ有楽町店本館にて男子ツアー屈指のショットメーカー・星野英正のイベントが開催された。

　昨年は国内メジャー「UBS日本ゴルフツアー選手権」でツアー通算3勝目を挙げるなど活躍したが、今年は優勝も無く、賞金ランキングも38位に後退（昨年は11位）するなど不本意な結果に終わった星野。しかし、結果はついてこなかったが昨年オフから本格的なトレーニングに取り組み、自身が課題としている後半戦で崩れるという点を克服、「いい経験と勉強ができた」と今シーズンを振り返った。来季については「一生懸命練習して、遼くんに負けないようにボクもツアーを盛り上げる一人としてがんばりたい」と力強く抱負を語った。

　トークショーでは自身が契約するSRIスポーツの新製品についても話が及び、星野はつい先日発売された「新・ゼクシオ」ドライバーについて「アマチュア用の試打クラブを打ったけど、球の初速が速くて飛距離が出るクラブだと感じた。ボクも本当に使いたいぐらい」と絶賛。その他にもアマチュアに対するアドバイスとして「ホットヨガとか、バランスボールやディスクで体の芯を鍛えると体の中が変わるし、強くなる」と体幹を鍛えるトレーニングを推奨するなど多彩な話題を披露した。

　この日はトークの他に、シュミレーションゴルフを使い星野と観客が飛距離を競う企画や、星野にジャンケンに勝つとサイン入りグッズなどがもらえるプレゼント企画なども行われ、会場は大盛り上がり。星野も終始リラックスした様子で、ツアー会場で見るのとは一味違うプロゴルファーの素顔に触れることができ、ファンにとってはとても有意義なイベントになったようだった。