東京ビックサイトで開催中の「ジャパンゴルフフェア2010」最終日。日曜ということもあって賑わう会場では本日も各所でプロたちのトークショーやレッスンイベントが行われた。

　タイトリスト、コブラなどのブランドを展開するアクシネットジャパンのブースには、今季からタイトリストと契約を結ぶ芹澤信雄が登場。トークショーを行い、自身がカタログモデルを務める「VG3」の良さや、今季の抱負などを語った。

　芹澤は「50歳になって契約を変えるとは自分でも思わなかった」と笑いながらも、自身のクラブに対する考えが「1ヤードでも（前のクラブより）飛んだら、契約を変えたいタイプ」だからだと今回の契約の理由を明かした。

　自身がカタログモデルを務める「タイトリスト　VG3」については、非常につかまりが良くやさしいクラブだとアピール。「やさしいクラブを使うと、オートマチックに飛距離が伸びる。飛距離は買えるんです！」と高らかに宣言し、集まったファンやメーカー関係者がドッと沸く場面もあった。

　今年50歳を迎えシニアツアーデビューを果たす芹澤は、シニアツアーでも飛距離がある方が有利だと分析し、「とにかく飛ばしたいんです!!」と強調。ファンも納得の表情で聞き入っていた。

　また、新たな戦いの場所となるシニアツアーでの抱負を「賞金王を目指す」とキッパリ。老獪な技を持つ先輩たちが待つ舞台へ挑戦するベテランルーキーは、心強い相棒を手に気合十分だ。