＜サンダーソンファームズ選手権 最終日◇28日◇カントリークラブ・オブ・ジャクソン（7,440ヤード・パー72）＞

米国ミシシッピ州のカントリークラブ・オブ・ジャクソンで行われた米国男子ツアーの「サンダーソンファームズ選手権」。「WGC-HSBCチャンピオンズ」の裏試合は、ルーキーのキャメロン・チャンプ（米国）が4つ伸ばし、トータル21アンダーでPGAツアー初勝利を挙げた。

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現在、米国ゴルフチャンネルの解説を務めている、ジャスティン・レナードが28日、この試合の最終日の朝に起きた“事件”をTwitterに画像とともに投稿している。「これはキャメロン・チャンプのドライバーで、4打リードしてスタートする最終ラウンドのティータイムの20分前の出来事です。彼は車にバックアップを持っていて、数発レンジで打って出ました」（ジャスティン・レナード）

「ウォーミングアップをして、朝の練習で最初に打った時に空気が抜けた感じがした。でも、まだクラウンのトップまでは割れていなくて、ヒビが半分入ったくらいだったね。予期せぬことでした。僕のバックアップは、その週に持っていた古いもので新しいヘッドを持ってこなかった。オフになったので、ちょうどそれに少しでも慣れていくために、僕がその範囲でできる多くのボールを打つことを試みたんだ」（キャメロン・チャンプ）

思わぬエースドライバー破損という大トラブル。しかし、それを物ともせずに4打差をつけて初勝利とは……。なお、チャンプの最終日のドライビングディスタンスは、アドレナリンもあったのか、4日間で最高の「343.1ヤード」。スペアドライバーだけあって、FWキープ率は「35.71％」と荒れてしまったが、勝利にはノープロブレムだった。