＜セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 2日目◇4日◇プランテーションC at カパルア（7518ヤード・パー73）＞

2018年の勝者34人が集まる米国男子ツアーの19年初戦「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」。現在3日目が行われているが、テーラーメイド『M5』ドライバー使用者に続き、キャロウェイの2019年の新作と思しき『EPIC FLASH』ドライバーを使用し始めた選手についても触れざるを得ない。

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インパクト大なのは、昨年10月末に「HSBCチャンピオンズ」を制したザンダー・シャウフェレだ。シャウフェレはキャロウェイ契約プロとして昨季を戦ったが、そのほとんどの試合で使用していたのは、古巣・テーラーメイドの『M3 460』だった。

「HSBCチャンピオンズ」でも『M3 460』を使用していたが、「セントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」でついにキャロウェイ『EPIC FLASHサブゼロ』ドライバーに置き換わった。そして、2日目の最終18番ホールで、その投入効果の片鱗を感じさせた。

シャウフェレはPGAツアー動画を共有しながらTwitterに「663-yard par five in 2: ✅　Ready for the weekend here at @sentry_TOC. @pgatour」と投稿。663ヤードを2打でピン3メートルにつけたことについて胸を張っている。『EPIC FLASHサブゼロ』で351ヤード飛ばし、残り313ヤードを見事イーグルチャンスにつけた。

また、既報のとおり『APEX MB』アイアンに替わったフランチェスコ・モリナリの使用ドライバーも、シャウフェレと同じ『EPIC FLASHサブゼロ』になっている。モリナリは、昨季初メジャー制覇など大ブレイクをはたしたが、クラブ契約フリーでありながらほぼほぼテーラーメイドのクラブを使用していた。

ドライバーも『M4』で大ブレイクをはたしたわけだが、今季は『EPIC FLASHサブゼロ』や『APEX MB』アイアンなど、ほぼほぼキャロウェイで行くのかどうか気がかりなところ。ちなみに、FWもウェッジもキャロウェイ、そしてパターまでもが『オデッセイ トゥーロン』に置き換わっている。

Text/Mikiro Nagaoka