＜デザートクラシック 最終日◇20日◇PGAウエストTPCスタジアムコース他＞

米国男子ツアー「デザートクラシック」最終日。最終ホールまでもつれた戦いを制したのは、トータル26アンダーまで伸ばしたPGAツアーわずか6戦目のアダム・ロン（米国）。31歳のツアールーキーは首位から出たフィル・ミケルソン（米国）、アダム・ハドウィン（カナダ）と並んで迎えた18番で、約4mのバーディパットを沈めて勝負あり。これが嬉しいツアー初優勝となった。

そのミケルソン、ハドウィンがトータル25アンダーの2位タイ。今年から本間ゴルフと用具契約を結んだ世界ランキング1位のジャスティン・ローズ（イングランド）は、トータル14アンダー・34位タイで4日間を終えている。

【アダム・ロンの使用ギア（WITB＝What’s in the Bag）】
1W：テーラーメイド M4（8.5°）
3W：テーラーメイド M4（15°）
UT：テーラーメイド M3（19°）
4I〜PW：テーラーメイド P760
A,SW：テーラーメイド MG（52、56°）、MGハイトゥ（60°）
PT：スコッティ・キャメロンX5R
BALL：タイトリスト プロV1

アダム・ロンは『プロV1』とスコッティ・キャメロン『X5R』パターを使用。そして、タイトリストは先週の「ソニーオープ」に引き続き、今週もさまざまなカテゴリで使用率トップになっていた。

「タイトリストはこの試合でゴルフボール（76%）、ドライバー（29%）、ユーティリティ（40%）、アイアン（28%）、ウェッジ（53%）、パター（36%）カテゴリにおいて使用率No.1を獲得しました。ドライバー使用数は45。うち、28名が『TS3』ドライバーで、今大会のモデル別使用率も1位を獲得（2位モデルの使用数は14）。ちなみに『TS3』ドライバーはヨーロピアンツアー、Web.comツアーでも使用率No.1を獲得しています」（同社広報）

今回獲得できなかったカテゴリは、フェアウェイウッドのみ。2019年のタイトリストの攻勢が凄まじい。