タイガーの2019ギア。やはりフリートウッドと同じ『P-7TW』!【記者の目】
タイガーの2019ギア。やはりフリートウッドと同じ『P-7TW』!【記者の目】
配信日時:2019年1月23日 12時13分
<ファーマーズ・インシュランス・オープン 事前情報◇22日◇トリーパインズGC(米国カリフォルニア州)>
現地時間24日(木)に開幕する「ファーマーズ・インシュランス・オープン」。22日(火)には同大会が2019年初戦となるタイガー・ウッズ(米国)が会見に臨み、「今週はとても楽しみ」と来るシーズンへの思いを語った。
⇒19年初戦に挑むタイガー・ウッズ 新ルールへの準備も万端
8回制した“庭”を初戦に選んだタイガー。「去年は本当に何も分かっていなかった。でも、今は自分ができること、フィーリングも分かっている。できることはもう少し仕上げて優勝を勝ち取ることだね」。メジャーでの優勝争い、そして17-18年シーズン最終戦「ツアー選手権」の優勝を経て、半信半疑だった1年前とは大きく様変わりして思い出の地を踏んだ。
■2019セッティングを公開!
この日は、カメラマンに「撮っていいよ!」とクラブセッティングを預けてくれた。そのバッグを見ると、ピカピカのニューアイアンが3I〜PWまで鎮座していた。既報のとおり、トミー・フリートウッドがお先に投入していたテーラーメイド『P-7TW』アイアンで、これはやはり“TW”のものだった。
そして、タイガーが昨季使用した『TW PHASE-1』との違いが見て取れる。バックフェースに【ミルドグラインド】とある通り、精密削りだしで製作されたと見られるミルド痕がソールにびっしり。職人の手によって完成させた完璧な形状のエースを3Dスキャンし、今後もまったく同じ形状のスペアを作れる態勢を整えたのか。
この日、タイガーはTwitterにもセッティング画像を公開している。「バッグに新しいおもちゃを入れるのはいつも楽しいです。興奮して2019年を始める準備ができている」と投稿していた。
⇒昨年復活優勝した際の使用ギアはこちら!
■1W、3Wは『M5』へ移行。ポジションは標準
ドライバーは昨季のテーラーメイド『M3 460』(9.5°)から新作『M5』(9°)へ移行。今作からスライド式ウェイトが「Y字トラック」から『M1』と反対の『バック部T字トラック』になったが、今のところウェイトポジションはスタンダードに設定。
そして、3Wも新作の『M5』になった。(5Wは『M3』のまま)前作『M3』はステンレスヘッドだったが、今作からチタン製になり、ヘッド全体の軽量化が図られた。そのため、ソール中央部のスライドウェイトは65グラムにも増量。より重心距離を変化させやすくなっている。3段階のポジションが選べるが、このポジションもスタンダードに設定していた。
また、今作『M5フェアウェイウッド』には、前作『M3』でドライバーにしか採用されていなかった【ツイストフェース】も付いている。昨季の最終戦で優勝したセッティングのうち、10本を一新して挑む2019年の初戦。43歳になったレジェンドがギリギリ反発の『M5』を手に、どんなプレーを見せてくれるだろうか。
Text/Mikiro Nagaoka
現地時間24日(木)に開幕する「ファーマーズ・インシュランス・オープン」。22日(火)には同大会が2019年初戦となるタイガー・ウッズ(米国)が会見に臨み、「今週はとても楽しみ」と来るシーズンへの思いを語った。
⇒19年初戦に挑むタイガー・ウッズ 新ルールへの準備も万端
8回制した“庭”を初戦に選んだタイガー。「去年は本当に何も分かっていなかった。でも、今は自分ができること、フィーリングも分かっている。できることはもう少し仕上げて優勝を勝ち取ることだね」。メジャーでの優勝争い、そして17-18年シーズン最終戦「ツアー選手権」の優勝を経て、半信半疑だった1年前とは大きく様変わりして思い出の地を踏んだ。
■2019セッティングを公開!
この日は、カメラマンに「撮っていいよ!」とクラブセッティングを預けてくれた。そのバッグを見ると、ピカピカのニューアイアンが3I〜PWまで鎮座していた。既報のとおり、トミー・フリートウッドがお先に投入していたテーラーメイド『P-7TW』アイアンで、これはやはり“TW”のものだった。
そして、タイガーが昨季使用した『TW PHASE-1』との違いが見て取れる。バックフェースに【ミルドグラインド】とある通り、精密削りだしで製作されたと見られるミルド痕がソールにびっしり。職人の手によって完成させた完璧な形状のエースを3Dスキャンし、今後もまったく同じ形状のスペアを作れる態勢を整えたのか。
この日、タイガーはTwitterにもセッティング画像を公開している。「バッグに新しいおもちゃを入れるのはいつも楽しいです。興奮して2019年を始める準備ができている」と投稿していた。
⇒昨年復活優勝した際の使用ギアはこちら!
■1W、3Wは『M5』へ移行。ポジションは標準
ドライバーは昨季のテーラーメイド『M3 460』(9.5°)から新作『M5』(9°)へ移行。今作からスライド式ウェイトが「Y字トラック」から『M1』と反対の『バック部T字トラック』になったが、今のところウェイトポジションはスタンダードに設定。
そして、3Wも新作の『M5』になった。(5Wは『M3』のまま)前作『M3』はステンレスヘッドだったが、今作からチタン製になり、ヘッド全体の軽量化が図られた。そのため、ソール中央部のスライドウェイトは65グラムにも増量。より重心距離を変化させやすくなっている。3段階のポジションが選べるが、このポジションもスタンダードに設定していた。
また、今作『M5フェアウェイウッド』には、前作『M3』でドライバーにしか採用されていなかった【ツイストフェース】も付いている。昨季の最終戦で優勝したセッティングのうち、10本を一新して挑む2019年の初戦。43歳になったレジェンドがギリギリ反発の『M5』を手に、どんなプレーを見せてくれるだろうか。
Text/Mikiro Nagaoka